たくさんの「ごめんね」から「ありがとう」へ
ある日、長女(5歳)と長男(2歳)と公園で遊んでいると、急に長女が「トイレ行きたい!」と緊急信号
慌てて、近くのファミレスに行きましたが、慌てていたせいか自転車をそのままにしてしまったことを忘れ、娘がトイレに行った後、長男を抱っこして急いで、自転車を回収していきました。
しかし、これは失敗だったのです。
なぜなら、娘はトイレは一人でいけましたが、「鍵の閉め方が分からない」状態だったのです。そのことに気付かず、その場を離れたため、娘は困惑したそうです。ファミレスのスタッフさんが対応してくれましたが、本当に申し訳なかったです。
そのあと、娘はすっかり気持ちが落ち込んでしまったのを見て
「しまった!」と気付いたときは、「帰りたい」と娘が泣きそうでした。
すぐに手を握って、「ごめんね、気付かなくて」と言って
「寂しかった」と言っていました。
緊急だからしょうがない。なんて子供には分からないし、私も一緒に居るべきだったなと反省しました。
娘に「ごめんね。今度は急いでトイレにいく時は、パパもそばにいるから」と言いましたが、父親としては、ほんの一瞬の出来事でしたが、とても悲しい思いをさせてしまった。まだまだ子供優先な考え方ではないと思い腑に落ちない結果となりました。
それ以来、もうそんな事件は無くなりましたが、今でも自分の頭には娘の寂しそうな顔は鮮明に記憶に残っております。娘はこのことについて覚えているのか分かりませんが、今日も「パパー!遊ぼう!」と手をつないでくれました。
私は子供たちといることで多くの気づきと自身の成長を少しずつですが感じています。育児は大変です。でもその分向き合ったら、向き合った分だけ、大きな財産がたくさん残ると思います。私は、子供が四六時中見なくても大丈夫な年代になったら、新しいことにチャレンジするつもりです。
自分と向き合って育児をするようになったのも子供たちのおかげです。
ありがとう。これからもよろしくね!
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