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超簡単!アートとは。① ~そもそも何やねん?~


散々、

「アートを身近に。」
「アートの力で一人でも生きやすくなる社会を目指して。」

と言い散らかしてきました。

しかし、アートってやっぱり何だか小難しいイメージがありませんか(^^;)?

なので、本日はそもそもアートって何?というお話をさせて頂こうと思います☆

普通に「アートとは?」と調べたり勉学として教科書などを読むと、イラっとする位難しい事ばかり書かれています。。
そういうのは私自身がイラっとするので笑、専門用語や分類(コンセプチュアル・アート…etc)をなるべく使わずに、私なりの言葉と見解でカジュアルに、あくまで「アートを身近に。」のポリシーでご説明させて頂きます☆


アートにも色々ある!


”アート”という言葉は、大きな大きな一つの傘のようなものです。

作者の考えや感情や何かのストーリーや美を伝える為に、
何らかの形にされたもの全般(絵、彫刻、骨董、建築、音楽、ダンス、文学etc)
と言えます。

なので、
・哲学的に深く考えさせられるものもあれば、
・社会の問題や常識に捉われている事を気付かせてくれるものもあれば、
・作者にしか見えない風景が描かれていたり、
・「とにかく美しい!おしゃれ!」と、目で見てシンプルに感動するものなど。。。
無限にあるのですが、本日は、以下の様にざっくり分けてみたいと思います☆ざっくりですが、ほとんどはこれらのどれかに入れる事が出来るので、アートを楽しむ為のお役に立てるかと思います!

①作者の思考: 作者の考えや、問題提起、新たな視点。
②作者が思う美 : 作者によるオリジナルな美の表現。
③デコレーション系 /エンタメ系: 周りを装飾するもの。目や身体で直観的に楽しめるもの。
④写真/記録用 :風景画、 肖像画、歴史画など。

+α:一番魅力的なアートは子供の作品だったり。



作者の思考


こちらは、

「哲学/政治/社会問題/科学/常識とされている事など」
に関する、
「作者の思考/意見/常識を覆す新たな見解など」
を表現して、
観る人に何かしらの影響を与えるアートと言えます。

例)
「私はこう思う!」「私には世界はこう見える!」「私は世界はこうあるべきだと思う!」

これがアートの持つ醍醐味であり、アートが文化や社会やビジネスや教養においても重要視される理由なのですが、

ぱっと見て
「ワオ!すげえ!カッコイイ!!」とはならないし、
意味が分からなかったりするし、
そもそもテーマが難しかったり壮大なので、
小難しく敷居が高いイメージがついてしまう事があります。
哲学好きな評論家などがめちゃめちゃ難しく説明する傾向があるのも理由の一つだと思います。

でも本当は、
・壮大なテーマや解決が難しい/見過ごされてしまっている問題を、一般の人にも響くように分かりやすく伝わるようにしてくれていたり、
・逆に当たり前と思われている事に新たな視点/切り口を入れて、人々の可能性を拡げてくれていたりするのです。

例えばこちら、Banksy (バンクシー)の絵。

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移民がその国の大敵だと強く主張する国の意見に、「それは違うはず。」という事を、シリア移民の息子でかつアメリカに莫大な富をもたらしたアップル創設者スティーブ・ジョブスを例にして伝えてくれています。

移民問題という大きな問題に対して誰もが知っている/お世話になっているアップル社の創設者を用いる事で、移民以外の人でも身近に感じてもらえるようになっています。


②作者が思う美


過去の偉人を超える美を追求してどんどん生まれてきた、作者オリジナルの美の表現です。たくさんありますので、詳しくは以下をご覧ください☆



③デコレーション系 /エンタメ系


こちらは、周りをもっと美しくするためのものだったり、目で直観的に楽しめるものです。

最も私達の身近にあるものではないでしょうか?

お部屋をぐっとおしゃれにしてくれる絵画や、壺、かご細工、家具、ジュエリー。

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エンタメ系と言えば、プロジェクションマッピングや、体験型アートなどが代表的ですね。

体験型

by レアンドロ・エルリッヒ


④写真/記録用系


こちらはシンプルにすごい!となる系ですね。

写真の代わりに、風景や人物や出来事を表現するタイプです。

風景画、肖像画、歴史画など。

「いや、もうそれリアル過ぎやん!」というまるで写真のようなクオリティのものから、アーティスト独自の個性が加わっているものまで色々あります。


+α:一番魅力的なアートは子供の作品だったり。


以上がものすごくざっくりした分類になります。

でもアートって、上記のものだけではありません。

特に何かの意味、考え、コンセプト、感情、テクニックなどがなくても、

人が作ったものは全て、アートです。
(これには反対意見が多々あると思いますが。)

元々はと言えば、きっと特に意味など持たずに
「これなんだ?」「お、これで線描けるぜ!」
というような好奇心から絵が生まれたのではないでしょうか?

そしてそれがどんどん高度化していき、途中数々のアーティストによる好奇心から「これも良いんじゃない?」「オリジナリティを出すためにこうしてみよう。」などが繰り返され、現在に至ります。

つまり、大事なのは好奇心。そして好奇心と言えば、子供。

また、アーティストが子供の絵に感激するのはよくある話。

クリエイティブになる為には。。という類の本やポエムにも、
「子供のような遊び心を!」
と、しょっちゅう書かれています。

という事はですね、、、

子供の作品が実は一番素晴らしく、私達大人は見習うべきだと思うのです。

太陽は暖色系などという常識はぶっ飛ばしてくるあの感性。
確かに、絵なのだから、自分が好きな色、良いと思った色を使えば良い。
少なくとも犯罪ではない。

彼らは、常識に捉われない新たな観点や視点を剛速球でこちらに投げ、私達の凝り固まった古い脳みそを刺激してくれます。

私達に必要ですね汗。

なので私達大人も、子供の様に好奇心のみを持って、周りの意見など気にせず、何か創作してみませんか(^^)?


終わりに。


本日は、「そもそもアートって何?」という壮大過ぎるテーマにしてみました。
実は壮大過ぎて、この記事を書くのにとても苦労しました。
正直、「何でもエエやん!」と思っているからです笑
しかし、語るからには一応ちゃんと説明を入れておくべきだと思い記事にしようと試みたのですが、難しく書きたくはない。個人的に、あれやこれやと分類するのも嫌い。(LGBTQIA+と一緒。)

なので、途中諦めかけましたがなんとか書ききりました。

次回のテーマは、「ほんで、アーティストって何してんの?」です。
アーティストって、なんだか一日中妄想に浸って超繊細、過敏なイメージじゃないですか??こちらNYにいると、weed(合法?大麻。NYでは捕まらない。)を吸っているイメージもある!?けど、その辺どうなってんの!?です。

そして、アートのすっごい力も続けてどうぞ☆


以下は、

「アートの力で、一人でも多くの人が生きやすくなる社会に。」

との私の想いに共感して下さった映像作家のTERAMAKIさんによる映像作品です。
私の想いやダンスを素晴らしくまとめて下さっているので、是非ご覧ください☆


また、よろしければインスタグラムのフォローもお願いします☆

踊ってます☆

インスタグラム @aikatakeshima


それでは本日もありがとうございました!

Aika.

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