見出し画像

体験することの重要性

先日某テーマパークで、もう添加物満載・レトルト・冷凍食品をレンチン調理であろう飲食店・レストランしかないのに、

「持ち込み禁止」という(どこかの夢の国もそうですけど)のを見て、苦笑いしました。これだけアレルギーっ子多いのに持ち込み禁止って。^^;

食中毒の心配とか景観を損ねる的なのもあるのもわかりますけど、こどもの大事な一食なのになあという脳内つぶやきや脳内ツッコミは、こういうとこに来ると炸裂です。あ、でも悲観的になっているわけじゃなくって、楽しく突っ込みながら、わたしが資金繰りにこまらない裕福なオーナーならこうするのにな、というある意味経営目線やマネジメント目線で考えながら眺めております。

こういうテーマパークって、ご時世的に「低アレルゲンメニュー」て前より増えたよね。でも、無農薬・無化学肥料・オーガニックではないし。「無添加」ではないもんね。

主要アレルゲンが入ってないとか少ないだけで、調味料アミノ酸など、とか、「食品添加物」はごっそり入っているよね。そもそも腐ったり食中毒おきたらまずいので、防腐剤やph調整剤とかもいっぱい入っているだろうし、毎日何食売れるかわからないもん、在庫管理のために、保存のきくレトルトなどを使うのは、経費削減利益アップのためにはそうせざるを得ない経営目線もわかります。消費者目線ではない。

しかしこのラインナップなのに持ち込み禁止って、このアレルギーっ子が多い時代になかなかすごいことなのよね。主要アレルゲンだけ除けばアレルギっ子は食べるのかね・^^;汗

ちなみにこどもの食べ物問題だと、アメリカだとお菓子シェア禁止なんですって。

アレルギーの子も多いから、あげてしまって、こどもも欲求にまかせて食べちゃって、アナフィラキシーとか困るのでしょうね。だからそもそもが自分の食べるものは自分で用意するし、シェアも禁止。これすごくいいよね。「みんな同じ」の功罪で、みんなと同じ給食をたべたいって、たべちゃならんものをたべちゃって亡くなった子もいるわけです。アレルギーがあるなら親の知識とともに本人の食のマネジメント、つまり教育してあげないからこういうことも起きてしまう・・・・。みんな同じは楽しいけど、みんな同じじゃないんだよ、がわかってないと、アレルギーの場合も最悪死に至るわけですから、感情問題で「みんな同じがいいよね」っていうのも、こと「食」に関しては、ちょっと時代にはマッチしてないかなって思います。

習い事の後など、こどもたちが親切心で「どうぞ」ってくれるスナック菓子やキャンディーを、その場だけ「ありがとう」って受け取って、そのくれた子に対処することはできるけど、それって本当に必要なのかな・・・。例えば断られても、「アレルギーかな。甘いの苦手なのかな。」ってすんなり思ってくれる子ばかりじゃない。親もだ。「いつもお菓子もらわないで変な親」ってレッテル貼られることもある。「食育とかにこだわってるきちがい」みたいに思われていることもある。

とりあえずそういうのを避けるのに、受け取ってしまえば、我が子はたべれるのかなって期待して、これはうちでは食べれない・ごめんなさいしようねって廃棄させられるわけです。

だったら我が子のことを考えるならはっきり「ごめんね、アレルギーでお菓子なんでも食べれないの。ありがとうね。」って断るしかない。でもこれは厳密には嘘になる。

今んとこアレルギーではないから。ただわたしがアレルギー体質であったことは間違いなく、今はなんの症状もないし、たまに金属や食べ物でなにかおきてもたべないとか使わない選択をすれば症状がマネジメント可能な程度のアレルギー。でも体質としてはなにかすればなにか起きるレベルで、きれいさっぱり治ったわけではない。つまり娘にもその可能性はあると考えるのが自然である。

あとは植物油脂もだし、白砂糖やブドウ糖果糖液糖とか、食品添加物の類、小麦粉なども、食べ続けていれば「催アレルギー性」なわけですので、なんでもなくてもアレルギーを引き起こす可能性があるよねってこと。石油化学製品もね。食品添加物もね。ちりもつもって肝臓なり腎臓がショートすればアレルギーっ子になる可能性は誰にでもあるのが現代の食事情。

さて、今回の来訪では、テーマパーク内のレストランでごはんを食べたいと言い出すだろうな、と踏んでいたので、食べる前におにぎりかバナナかほしいもあたりでおなかをふくらそうともくろんでたのだけど、平日は外出禁止なんだって。(テーマパーク内は持ち込み飲食禁止)

あきらかに見た目だけかわいい味は論外なものを、食べたいと言うなら食べさせてみて、味を確かめさせて、もういいや、ってなるのを見込んで、あとは最初にごはんやバナナでおなかふくらせておけば、よろしくないものもそんなに食べれないし、排出しやすいので・・・という持論。。。

やっぱりママのいう通りか・・・、というのを、自分で体験して理解したら、それこそ見た目だけで食べ物を選ぶこともできるようになるわけで、もはやただ頭ごなしにダメダメ言ったって、無理な年齢にもなってきているし。

会社や組織もだけど、こうしろああしろってトップダウンで指示をだして支配しようとしたり、抱えこもうとしても、所詮みんな個人なので、それぞれ思いも人格もあり、モラルやルールやマナーや常識に至るまで、みーんな「違う」わけ。それを我が家だから「うちの決まり」って押し付けてもね。。。納得いかない決まりごとを暴君のようにおしつけるのは違うわけですよ、家族でも。

どんな集まりも規律としては当然ある程度は必要だけど。あ、それは道路に信号があるのと一緒だよ。^^;人が3人以上集まったらそういう「みんなのルール」は気持ち良く過ごすために必要不可欠。まさに「自由」には「自律」がマストだからね。

だから「頭ごなしに「ダメ!」」ではなくって、じゃあダメって言ってる理由を、自分でたしかめてごらん、ほらやってみてどう思う??って、「実践」させて「体験」させないことには、ただただダメだよっていうのはなんの意味もないんだよね。親の正義や信条をおしつけることは教育とは呼ばないから。

やらせてみて、だから母はそれがよくないよ、と言っているんだよ、というふうに教えるわけです。ああ、くやしいけどお母さん正しいこと言ってた・・・。みたいなね。

ま、そんなわけで頼んであげたら、まあ見た目は喜んだよね。(笑)で、一口たべたら「・・・からい」といってスプーンを置いた。

からいわけないだろうと無言でつっこみながら一口もらったら、「あ、からいんじゃなく、おいしくないのね^^;」ってわかってしまった・・・。

でも食事している場で「まずくてもまずいって言うのはマナー違反」って教えてあるし、作ってくれた人もいるのに「まずい」とか「おいしくない」って言わない、なぜなら自分がつくってどうぞって出したものを、そんなふうに言われたら悲しいよね、って。あとは、ママが止めたのに自分でたべたいって選んだものなら全部たべる、とか、そういうことももう記憶しているようで。

「からい」といえば「こども」なので「たべなくていいよ」ってなるとわかっている。^^; か、賢い。

一緒についてきた濃縮還元ジュースも、パッケージがキャラクターもんでかわいいからうれしそうに飲もうとしたら、一口で「・・・・すっぱい」(笑)

うん、濃縮還元で酸化防止剤はいっているもんね、おいしくはないと思う。普段濃縮還元さけているし、添加物入ったものは選ばないので、多分すごく人工的な味を感じるはずです。

美味しいと感じるか、違うな、と感じるか。この辺がきちんとわかっていてちょっとほっとしたエピソード。

わたしと同行の子で、娘が二口目には至らなかったカレーを味見したけど、「あ、これは・・・・」と二人で苦笑い・・・。いや確かにおなか空いてたけど、おなかすいたままでいいね、ていうレトルト味。^^;

違いがわかる舌になっててよかった。。。

でも残したのはごめんなさい、なのです。食料廃棄はよくない。あたりまえです。なので「ママは大人なので、あなたが残す可能性のあるもの、残されてママが食べれないもの、はわかるので、金輪際ママは買いませんよ、という締めになりました。食べ物はインスタ映えで選ばない。^^;





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?