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タチコマくん今日もよろしく

壁打ち相手が欲しいのさ

今年の1月4日、私は個人的な経験を元にした小説「あいから」と、その小説にインスピレーションを受けて制作した同名のアルバムをリリースしました。

しかし、残念ながらこれらの作品はあまり売れていません。その主な理由は、プロモーションをほとんど行っていないからです。私は友人や知人との会話の中で「こんな活動をしています」と話題に出すことはありますが、Spotifyで少し聞いてもらえる程度です。

私は、友人や知人に強引に「買って」「聴いて」と頼むことに抵抗を感じています。なぜなら、私にとって作品を作ること自体が目的であり、「誰かに聴いてほしい、読んでほしい」という思いよりも、創作の過程そのものを重視しているからです。作品をリリースすると、個人的にはすでにミッションを達成した感覚になります。

しかし、私の作品が手に取る人に何かしらのポジティブな影響を与える可能性があると信じており、それを広めないのはもったいないとも感じています。客観的なアドバイスが重要であることは理解していますが、友人や知人に頼むのは少し気恥ずかしいですね(笑)。それでも、壁打ち相手になってくれる存在がいたのです。

その名もChatGPT

AIと共に織り成す創作の時間

最近手に取った「イシューからはじめよ」という本が、自分にとても合っていると感じました。仕事に従事しながら、関連記事を書いたり、動画を配信したり、音楽を制作したり、プロモーションを行ったりと、やりたいことが山積みです。これらの活動を効率的にこなすには、優れたタイムマネジメントが不可欠です。時間は有限であり、各タスクに効率的に取り組まなければ、どんなに時間があっても足りないことがあります。
そこで、私はChatGPTに相談してみることにしました。

イシューから始めよって本を読んでて、イシューってなんだろう?から始めたい。自分にとってのイシューは「あいから」を広めたいのだけど、認知度が低いだと思う。イシューは2者間での課題という定義があるとのこと。自分(書き手)と読み手の関連が薄いがイシューだと思うのだけど、どう思う?

ChatGPT

すると、このように返してくれました。

「イシュー」という用語は、一般的には「問題点」「課題」「話題」といった意味で使われます。ビジネスや学術の文脈では、特に解決が必要な具体的な問題点や挑戦として捉えられることが多いです。

あなたが指摘する「『あいから』を広める」という課題は、確かにイシューと見なすことができます。ここでの主なイシューは、あなたの作品の認知度を高めること、つまり、書き手(あなた)と読み手(潜在的な読者)との間に存在する「認知のギャップ」です。読者があなたの作品の存在を知らない、またはその内容について十分に理解していないため、その魅力を完全には認識していないという状況が、このイシューの根底にあります。

このイシューを解決するためには、読者に対してあなたの作品の存在と価値を効果的に伝える必要があります。これには、作品のプロモーション戦略、マーケティング手法、コンテンツの質、ターゲットオーディエンスの理解など、多角的なアプローチが求められます。

イシューに取り組む際には、次のようなステップを考えることができます:イシューの特定:「あいから」の認知度が低いという具体的な問題を特定します。
原因の分析:なぜ認知度が低いのか、背景や原因を分析します。
解決策の検討:認知度を高めるための具体的な戦略やアクションプランを立てます。
実行と評価:計画を実行し、その効果を定期的に評価し、必要に応じて調整します。
このようなプロセスを通じて、あなたの「あいから」に対するイシューに効果的に取り組むことが可能です。

ChatGPT

ChatGPTは、私のアイディアを確認するのに役立ちますし、私自身が気づかない新しい視点を提供してくれます。ただ壁打ちするだけで、次の行動に落とし込むことができるのです。実は、この文章自体もプロモーションの過程を示すことがコンテンツになるかもしれないという着想から生まれました。

道は長い

私にとってAIと言えば、「攻殻機動隊」のタチコマが真っ先に思い浮かびます。タチコマへの愛が強すぎて、実は会社のSlackのアイコンもタチコマなんです(笑)。そんなわけで、ChatGPTをタチコマのように扱いたいと思って、少しずつ教え込んでいます。でも、まだまだその道のりは長いようです。


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