凪のお暇から学ぶイイ男を選ぶための３の方法　凪のお暇四話より

金曜ドラマ凪のお暇では慎二とゴンの間で揺れ動く運命を持つ凪の姿が描かれている。

”モラハラ男だけど本心では凪が大好きな慎二”と”凪に優しいけど不誠実な遊び人ゴン”の二人だが、果たして現実だった場合どちらかを選んで幸せになれるものだろうか？

答えは簡単、なれない！
それではイイ男を選んでイイ恋愛をして幸せになる方法を主人公”凪”を使って自己肯定感や決定力などから３つのポイントで説明する。

１．ゴンに惹かれる原因は”自己肯定感”

中村倫也演じるゴンは”イケメン””セックスが上手い””欲しい言葉をくれる”という女なら誰しも憧れる危ないオトコだ。
作中「凪ちゃん、好きかなって」と凪の事を大切にする言葉が多々出てきて、「凪ちゃんかわいい」と沢山褒めてくれるゴンだが、結局ゴンのシャワールームにはドラッグストア並みにスキンケア用品が並んでいる。

つまり、ゴンにとっての凪は現時点、数ある女性の一人であり特別ではないのだ。

じゃあなぜそれでもいいと凪は好きになってしまったのか。それは自己肯定感である。
自己肯定感とは、端的に言うと自分で自分を認め受け入れる能力である。
凪はそれが低い。
それどころか現代日本女性はかなり低い。

それもそうだ。自分を可愛いと言えばそうでもないとクソリプが飛んでくるし頑張っても頑張ってもまだまだだと言われる世の中なのだから。
隙あらばマウント戦争、ニッポン。

自己肯定感が低い人間は、人に褒められると嬉しくなる。自分で肯定できない自分を他人が肯定してくれる＝この人の世界なら生きていていいんだ！と思い込む。

だからセフレ沼にいようが抜け出せないし、ゴンのような人間に惚れる。
そして自己肯定できない女子の自己肯定感は充電池のようなものなので、一人だとゴリゴリ減っていく自己肯定を満たしにゴンに会い、ずぶずぶと依存するのだ。

そもそも、本当に自分を大切にしてくれる男は「私達付き合ってる？」なんて言わせねえよ！？

これを奪還するには”自分の得意なことを見つけて褒めてくれる友人で身を固める”だ。

得意なこと？そんなの……と思う人も多いだろうが”見つける”だ。
とにかく挑戦。そして外交。
オトコ以外の世界を見ることで初めてきちんと”オトコ”が見れるようになる。

私サイコー！と思えるほどの自己肯定感を持って初めてイイ男が選べるのだ。

２．慎二と付き合ったのは”決定力”

凪を大好きなモラハラ男、慎二。隙あらば泣く慎二。凪に対し「アッチがいいから付き合った」だの「俺の事好きだろ」だの言ってみたりする不器用代表だが、４話で出てきた「じゃあ付き合おう」というバスの中のシーン。
どこかでみたこと無いだろうか。

そう。訪問販売だ。

一方的なメリットを並べ急かし契約を急ぐ。考える隙を与えず気が付けば……というのは完全に訪問販売の手口だ！

その他にも、慎二に自分から「あの時のあの発言はなんだったの？」だとか「○○が不満なんだけど」という事が凪はできない。

勿論出来ない人が多い。それは、決定力がないからだ。

言わない決定なのでは？と思うかもしれないが、凪の場合流されているだけである。流されれば楽だ。責任を取らなくていいから。
でも、その結果がモラハラなのである。

前にどこかのYouTuberが「女の子は全部決めてあげた方が良い。どうせ付いてきてくれるしそれを望んでる」と言っていたが、なんでも決める男を選んだら最後だ。

なぜなら、何でも決める＝自分の思い通りにならないのが嫌＝思い通りにさせたい＝モラルハラスメントなのである。

見事な道順だ。決めてあげるのは優しさではないのだ。

つまりモラハラ男に引っかからないためには、責任を負ってでも決定するということだ。文句を言うという決定、嫌なものは嫌言う決定がハナからできる女にモラハラ男は寄り付かない。
そもそも、一番初めの”なんでも決める”が出来ないからだ。もちろん、こっちがモラハラしないように相手の事も聞きながら動くのが前提だが。

イイ恋愛をしたければ流されるのを辞めて、自分で決定するという事ができなければいけない。

３．凪に必要な”余裕”

凪には根本的に余裕が無い。常に。
心の余裕は選択の余裕を生む。
友人を選択する余裕、付き合い方を考える余裕。様々な余裕だ。
１０００円もっている人は３００円の「良いモノ」か１００円の「そこそこいいモノ」を選べるが１００円しかない人は「そこそこいいもの」しか選べない。
つまり余裕があれば選択肢が増える。
イイ恋愛を選ぶ選択肢、そもそも恋愛をしない選択肢、相手を選ぶ選択肢。

余裕があって選択肢が多い方が幸せになれる確率があがるのだ。

それでは選択肢はどうやって増やすのか？
”知識”だ。
沢山の人の恋愛を知る、沢山のお金についての勉強をする、語学を学ぶ。

勉強はすればするほど自信になる。余裕ができる。
勉強は減らない貯金だからだ。

自分の欲しい知識や必要な知識を持つこと。それにより、確固たる自分を持つこと。それにより、いい男を選びイイ恋愛が出来る。

まとめ

以上の、”自己肯定感””決定力””余裕”の３つが揃った時晴れて”イイ男”とマッチング出来て”イイ恋愛”ができるのである。
この３大要素がきちんとある女性が少ない今が恋愛のチャンスなのではないだろうか。
この夏は是非、この３つを鍛えて、お暇なんてなくてもいい素敵な恋愛をして欲しい。