寂しがり屋の徒然
今日は主人が夜勤で1人の夜を過ごしている。独りの日なんてこれまで何度もあったのに何故か最近は寂しいと思ってしまう。
それは一人暮らしの時よりも広くなった部屋のせい?
いいや、違う。
きっと2人でいることが私の心を強くしてくれているから。今までだってそうだった。私は寂しがり屋。
外では「独りでも寂しくないし、大丈夫だし」とポーカーフェイスを決めているけれど、本当は心細くていつも怯えている。
いつもは一緒に寝ているベッド。相手の寝息が聞こえるし、布団を取られ凍えて起きることもしばしばある。寝相が悪くいつも私の方へと寄ってくるのでどんどんスペースが狭くなり縮こまって寝ていた日が何度もあった。独りで横になるととても広く感じるのはなぜだろう。そしていつもは寝つきがいいのに目を閉じても眠れないことが多い。
彼には動画を見ていたら熱中してしまって眠れなくなったと小さな嘘をついているけれど、いつもの寝息が私にとっては子守唄になっているのかも。
2人でいると見えなかった本当が詳らかにされる。こんなにもあなたは私の中で大きな存在なっている、きっと出会った頃よりも強く。
使った食器を片付けない彼、家事を手伝ってくれない彼。不満は数えればキリがない、でも居ないと困る存在。
あなたと一緒になってしまったから、私はもっと寂しがり屋になった。
明日、帰ってきたら話そう。
「寂しかったんだよ」って。
そしたらあなたはきっと
「10代の恋人みたいなコメントやめて」
と、言うはず。
分かっているのに、私は言い続けるよ。
あなたという温かい存在を知ってしまったから失うのが怖いんだと。
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