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愛しいものたちへ

同じ光に向かって走れる仲間がいる

横で無防備な寝顔がある

手に届く温もりがある

周りには愛おしいものが

たくさんある

がむしゃらに駆け抜けていた過去

1人でもいいとさえ思う日もあった

何でも自分で成し遂げたと思っていたけど

振り向けば

たくさんの人が後ろにいた

そして並んで歩くパートナーもいる

私には大事な人がいる

誇れる仕事もある

何故、全てを投げ出そうとしてしまったのか

心が砕けて

大切な何かが抜け落ちたように

感情がなくなり、無の世界に入り込んだ

時間が止まったみたいに

同じ風景を見る毎日

不安になって

焦って

空回りして

泣きはらすをひたすら繰り返した

どこに行っても後ろ指をさされているようで

目を合わせないようにしていた


あの時は何もかもを見失って

彷徨っていたんだ


私には愛しいものがたくさんある

横にはあなたが

後ろにはたくさんの仲間が


守りたい人のために前を向いて

私は明日を生きる








最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!