カンボジアマイナー遺跡
サンボー・ボー・プレイクック
カンボジアの遺跡いえば有名なのはアンコール・ワットですね。
アンコール・ワットももちろんいい!
あの風格、そして、建設して800年たった今でも現役の寺院として仏教徒の神聖な場でもあるその存在感、まさに唯一無二です。
しかし、今日はアンコール・ワットに負けず劣らず素敵な遺跡について紹介させてください。
(筆者はカンボジアの遺跡のことになると無駄に熱くなります)
その遺跡の名前は、サンボー・ボー・プレイクックです。
サンボー・プレイ・クック(Sambor Prei Kuk)
2017年にカンボジアで一番最近、世界遺産に認定されました。
サンボー・プレイ・クック(Sambor Prei Kuk)は遺跡群の名前で、上の写真以外にも建物はあります。
有名なアンコール・ワットが属する、アンコール遺跡群よりも500年くらい前、6世紀から7世紀に建てられた都市遺跡です。
6世紀後半から7世紀初頭にかけて、日本だと飛鳥時代、聖徳太子が活躍していた頃に、カンボジアで一番最初王朝である真臘王朝の時代に首都がここにはありました。
1300年前はきっと人がたくさん住んでで、王様がここで政治や遊びをして、住民が生活を営んでいたんですよ。
当時使われていた瞑想の建物は今もお祈りの場所として使われています。
中は吹き抜けになっていて、結構高さがあります。屋根の頂点は当時はありましたが、もう朽ちてなくなってしまったので、今は直接日光が入ります。
他の建物も紹介します。
ちなみに、王様や神様のための建物だけがレンガや石で建てられたので、残っているのは、当時政治や信仰のため使用されていた建物だけです。
1300年という時間をかけて、根が張り、苔が生え、レンガが朽ち、今の姿になったんですよ!
これの木の根とかすごくないですか?
同じくらいのものを今から作ろうと思ったら、豊かな自然と1300年の歳月が必要なんですよ!
人間の文明と1300年の自然が偶然創り上げた遺跡なんですよ。
ロマンがありますね♡
サンボー・プレイ・クックがわかればもうカンボジア遺跡マスターです。
今日も最後まで読んでくれてありがとう(⋈◍>◡<◍)。✧♡
Aika