ミケランジェロってなにした人?
「私、ミケランジェロの絵が好きなんだよね」
もし、先輩や友達とそんな話になったら、どう話をつなげますか?
(ん、ミケランジェロ?なんかヨーロッパ系の名前だな、誰だっけ??)
(ミケランジェロってなんか彫刻を作った人じゃないの?絵画って何?)
もちろん、
「ミケランジェロの絵画ってなんですか?どんなのですか?」
と聞くのも全然いいと思います。
でも何か踏み込める話題を出せられたら、さらに仲良くなれそうですよね。
ミケランジェロを知っている人も知らない人も、これを読むだけで、ミケランジェロの話ができるようにきっとなる。今日はそんな、中世の万能人、ミケランジェロについてまとめたいと思います。
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ミケランジェロとは**
イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人です。彼自身は彫刻家を自負していましたが、彼の絵画や建築、詩は高く評価され、様々な分野で優れた作品を残した多彩さから、レオナルド・ダ・ヴィンチとともに「万能人」と呼ばれました。主な作品はイタリアのヴァチカンやローマにあります。
有名な作品を見ていきましょう。
彫刻作品
まず、ミケランジェロの彫刻でなんといっても有名なのは「ダヴィデ像」
言わずもがな、彼の代表作。歴史以外でも、美術の教科書でもみたことある人もあるかもしれません。
上「ダヴィデ像」
続いて「ピエタ」です。
十字架から降ろされたイエスの遺体を抱く聖母マリアの像です。
上「ピエタ」
そして、絵画作品。特に評価されているものを紹介します。
上ヴァチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂の「システィーナ礼拝堂天井画」と祭壇壁画「最後の審判」
天井壁画は「天地創造」や「楽園追放」など、「天地創造」のテーマで旧約聖書創世記の9場面が描かれています。とくに天地創造のシーンは「アダムの創造」と名付けられ有名です。
上「アダムの創造」
続いて、祭壇壁画の「最後の審判」です。
上「最後の審判」
これは、激しい怒りをあらわにするイエスと、顔をそむけるマリア、天国に上る人、地獄に落ちる人、天使など約400人を描いています。
ミケランジェロはシスティナ礼拝堂の天井壁画作成は4年余り続きました。その結果、彼の首は曲がってしまい、滴り落ちた絵の具が目に入って、視力を落としてしまったと言われています。
ミケランジェロの作品はまだたくさんありますが、『ダビデ像』、『システィナ礼拝堂』を押さえておけば、ミケランジェロ好きの先輩にも、きっと話題は出せられます。
これで、今日からミケランジェロの絵画が好きといわれたら、
「わかります、システィナ礼拝堂の天井壁画とか、『最後の審判』とかめっちゃいいですよね」
って返せますね。
最後まで読んでくれてありがとう♪
Aika