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夜の学校

今日はよく見る悪夢の話。
藍色の悪夢には必ず、『夜の学校』が出てくる。夜に実際、学校に行ったことはないのだけど、夢の中で迷い込むのはいつもそこ。
しってる学校だったり、知らない学校だったり、通学路だったり、避難場所だったり。何かから守ってくれてるのか、私を追い詰めるためなのかは分からない。

初めて夢の中で夜の学校に迷い込んだのは中学2年生の冬。丁度、不登校になった頃。学校に行くと、何故か虐められて、無視されて。苦しいなぁと思いながらも教室に入ったのを覚えてる。席に座った。何故か外は暗かった。中学で人間関係トラブルに巻き込まれたのが、不登校の1番の理由だったが、その関係者のAさんが、私の口に粘土をいきなり詰めてきた。夢なのに、しっかりと粘土の味がして、苦しくて苦しくて、起きても涙が止まらなかった。
Aさんは、リアルで私の仲良しのBさんを虐めてた。標的になりたくなくて、私はAさんに頷いて頷いてしてたら、Bさんにバレて。孤立の流れだった。Aさんへの恨みだったのか、自分が下手な立ち回りをしたせいだと反省の夢だったのか、未だにわからない。もうどっちの連絡先も知らない。どこいったか知らない。もう、どうでもいいのに、2人も私も、夜の学校に迷い込んだまま。何度も顔を合わせている。

走って逃げても、夜の学校の階段に階数の表示も、出口もない。窓の外は何故か暗い。シチュエーションは違えど、場所はどうしても学校。どうして、逃れられないのかわからない。逃げさせてくれないのか分からない。今は現実だって苦しいから、ネットの位置情報は『夜の学校』に固定している。現実も悪夢だから。いつか朝がくるといいな。笑える日が来たらいいな。そんなことを考えながら、今日も独り布団に潜る。

ここまで読んでくれた人ありがとう。

おやすみなさい。いい夢を。

藍色

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