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番外編・願いが叶うまでの間もおもしろい



はじめに


今回は
前回アップした
「願いが叶うまでの間もおもしろい」
の番外編です。

私の長年の2つの願いがあって
それを叶えるにあたって
最大の難関と感じている夫に
「新しい命を迎える」
ことについて、話しました。


夫の背景


夫は
猫アレルギーがあり
「犬さんに対しても、アレルギー反応は似たり寄ったりだ」
と、本人は話しています。

夫は
子どもの頃に飼っていた小さな鳥が、卵焼きを食べたことを機に死んでしまった経験がトラウマになっていて、動物の死に直面したくないので、動物は飼いたくないと。

夫は
現在、小児科医をしていて、日々命と向き合っていて、手を合わせることもしばしば・・・
家でまで、小さな命を見送りたくはない。

という、背景があります。

そして、現在私たちの家族には子ども3人いて、これから進学を迎えるので、、、
夫としては、手一杯な気持ちなのかなと私は想像しています。

だから
そんな夫に、今回の提案をすることに、ハードルの高さを感じていました。


夫と私が対話する意味


いよいよ
前回の投稿に書いた流れから
「新たな命を迎えること」
について話す機会を持ちました。

実は、以前には一度
うちに養子を迎えることについても話したこともあるのですが、夫の同意はありませんでした。

私のこの願いが私にとってだけ大切か?というよりも
子どもたちと過ごす家族の限りある日常で
もし、命の過程を感じられる機会を創ることが出来るなら
それはとても貴重な経験だなと思うのです。

ですから、今回夫と私の願いについて話す機会は
夫にとって、、、
というよりもうちの家族みんなにとって、、、
どんな風に大切なのか?

私の想いを話して
夫の見解を聞き入れて
家族の一人として自分がどう選択するのか?
その過程を歩む機会になると思うのです。

夫と私とで話した内容については
出来るだけ簡潔に書いてみます。


対話の実際


私の中に持ち続けて来た願いは

・新しい命を家族に迎えたい
・自分の人生に責任を持って生きることを体現する

の2つです。

お分かりのように
前者は手段のひとつですので、想いとしては後者が強いです。

実際に話したのは
・私の想いとこれまでの経緯
・犬さんとの生活を通して、自分の人生に責任を持つことがどういうことなのか?家族みんなが体感できるといいなと思っていること
・犬さんを迎えることが出来れば、子どもたちが命に関わる機会になり、その経験を通して自らの生きることや他人との関わりを学ぶ機会にもなりえること
・私の趣味で新たな命を迎えたいわけではなくて、子ども達が私たち夫婦のところに来てくれたのと同じように、家族みんなで犬さんを迎えて家族として関わって行けたらいいなと思っていること
・犬さんを迎えるのは、願いの2つ目に対する見方をすれば、一つの手段なのでそれ以外のやり方についても検討したいこと

結果、夫の返事としては
「今のご縁の流れに沿った形で犬さんを迎えることでいいと思う」

賛成の答えでした。

ただ
「1人の子どもを迎えると同じことだろうから、お金もかかる。
でも、いつか他の選択肢として考えたことのあるヤギさんを迎えるよりも、犬の方がいいかなぁと、考えた。
身体が大きいほど飼うのは大変だと思うし、小さい犬の方がいいだろうなと思う。」
と。

それを聞いて私は
夫とも子どもたちと共有出来たのかなと思いました。


マリッジブルー的新たな決意の機会


家族みんなの同意を得たところで
改めて私自身が
犬さんを家族に迎えることについて
決意を深く選択する番が回って来ました。

実際にブリーダーさんと、友人に繋いで頂く連絡をするのは私だからです。

今の生活からすると
家族の中で
犬さんの命に一番関わるのは
やっぱり私だからです。

この気持ちは
昔、結婚を決める時に
何度も自分の中で
「この人と結婚するという
自分の選択に責任を取り切るのか?」
と、自分に確認した

あの時の
いわゆる
マリッジブルー的な経験と似ているなぁ
と、、、

そんなことを想いながら眠りにつきました。


次の日の朝のこと


そうして次の日の朝
あいさつもそこそこ
おもむろに夫が話し出しました。

「昔、親の実家に牛を一頭飼っていたんだけど、そこの牛の手綱をあなたが(私のこと)引いてこの家に帰って来た夢を見た。
どうやって飼うんだ!牛の小屋を造らないと、、、
って、思う夢を見た」
と。

「牛を飼うことを思えば
犬を飼うことは、大したことではない!
って、想った。」

と話してくれて・・・

思わず、笑ってしまった私です(笑)。



夫の私の案に対する同意の戦略は
昔から変わらず、こんな感じです。。。

突飛な発想が繰り出される私の人生に
夫が、振り回されているように感じていないことを祈るばかりです(^^)。

と言う事で
犬さんを家族として向かい入れる気持ちが固まったことを
友人に伝えます!


さらなる番外編


その後
犬さんを家族として向かい入れる気持ちが
固まったことを友人に伝えたところ・・・

なんと!

「これから生まれる子か、今7ヶ月になる子か
どちらが良いですか?」

と、選択肢が提示されたのです!!!

正直
性別も年齢も色も性格も
こちらに選択肢があるなんて
思いもしなかった・・・💧

私、大いに動揺しました。。。

そうこうしていたところ
義理の母の体調が芳しくない様子が分かり、これからの私の生活には出ごとの機会が増えることも考えられてきました。

そういえば、長女は今受験生・・・。

揺れに揺れる私の気持ち・・・💦

そして
再度、家族と検討会議をもつことにしました。。。


結果


3人の子どもたちが、犬さんを家族に迎える気持ちは固く
子どもたちだけでも犬さんをお世話していく気持ちでいることが分かりました。

さらに
夫のトラウマやアレルギーの心配はどこへやら???
夫から一言も、それについての心配や不安の言葉は出てこないのですが、どうしたことでしょう💦

私の個人的な不安や心配も浮上してきていたので
家族に話したところ・・・
それも含めてサポートし合う気持ちでいてくれました。

このように
家族みんなの決意と想いに後押しされて
感動の涙が溢れてきて・・・

犬さんを家族に迎える事を
家族みんなの意見の一致で決めました。



・新しい命を家族に迎えたい
・自分の人生に責任を持って生きることを体現する
という私の二つの願いが、叶いつつあります。

特に後者の願いは、前者の形に限らなくても叶えられる願いで、いわば手段の一つでもあります。
そして
前者の願いの実現の過程において、後者を大切にした一つ一つの過程を踏まなければ、私の中では叶っているという実感にはならなかったでしょう。

私の人生と願いには、否応なく関係してくる家族と
それ以外のいろんな方々にも支えられて
本当に大切に感じていた願いが叶う過程を
一緒に歩めていることに
今、感動と感謝でいっぱいです。


今年度の投稿は
これが最後になるかと思います。

2024年は、より多くに方々とともに
願いを叶える機会や企画を準備していますので、ご一緒できると嬉しいです。
今回も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

みなさま
どうぞ、良いお年をお迎えください。。。


愛を添えて・・・
Ai-hana
今井愛


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