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創造性を社会に向けて放つ。。。背景編


こんにちは。
創造の実践研究家(←前回よりもシンプルな表現になりました)
今井愛です。

私が主に使っている
創造性は(創造力とも言う)
見えない層と見える層の創造から現実化をする。
私という肉体を使って
個人的な創造はもちろん
あらゆる関係性において、理想に感じる創造をし
同時に、社会へ向けても創造を解き放つ。

こんな風に言うと、もしかすると
大げさな表現のように聞こえるかもしれない。
また、怪しいと感じられるかもしれないが、
創造は誰でも行っていると思っているし
創造力は言うまでもなく、みんなにある力だと思っている。

そのみんなが行っている創造の過程を、人が
どのように使いこなしているかの共通や
社会の創造が、どのような過程で形づいているのかについて
私が捉えているみかたを認識しながら書いている。

前回のnoteには、
創造は、私にとってもはやクセだと表現したけれど
どうやら私は、創造の過程について
研究したり実践することについて
結構マニアックなんだなぁ〜と思ってきたので
もしかすると、誰かの力になれることもあるかもしれないと
思うところもあり、
私にとって楽しくて仕方がない、創造性をもって
存在して表現することが
回り回って、社会の貢献につがるなら本望だと思っている。


地球的な背景


地球は2020年末頃
とうとう「風の時代」に突入した。
日本で言うと過去
戦いの繰り返しだった時代があったが
『天保の革命』あたりで
200年ほど続いた「火の時代」を終えて
「地の時代」が始まった。

戦いの勝敗が時代を動かしてきた「火の時代」から
産業や商業や経済といった競争が時代を動かす「地の時代」へ移り
地の時代は、ものづくりが盛んとなった。
この、形あるものに価値をおいた「地の時代」は
200年以上続いた。

今年、2021年は
形あるものの価値で
力がはかられてきた「地の時代」を終えて
「風の時代」に突入して間もない。
(ちなみに、今日の写真は、
風の時代が到来後間もない日の朝焼け〜)

「風の時代」となって間もない今は
「地の時代」の価値観から「風の時代」の価値観へと
価値をおく焦点が移行しつつある段階にあると言えるだろう。


形から質へ、価値観の焦点が移行

今から200年ほど前に
戦いの時代から経済競争の時代に移行した時のように
今「地の時代」の形そのものにおいてきた価値観から
何に価値観の焦点が移行しているのだろうか?

それは
<質>へ
だ。

価値観が移行してきている事象は
すでに、社会の動きの中にもみてとれる。

その創造の過程を意識化して社会創造を
している方々もたくさんいらっしゃるように見える。

でも、社会のシステムがまだ地の時代のに生み出したシステムの
ままである事がほとんどな為に
世界全体がまだ今は、新しいシステムへ創り換えの
始まりの時だと言えるだろう。


形から質への価値観移行の、例え


例えば、
歌とか音楽の分野においての表れだ。

歌や音楽が流行るのに
歌い手が世の中に知られて有名となり
CDを作成し販売することが
必須ではなくなっている。

どんな人が歌っているのか分からなくても
歌声や歌の歌詞やリズムや音楽から
伝わってくる雰囲気や想いの<質>に共感して
歌や曲が流行って、それから形あるもの(CDなどの販売)
も起こり経済も動く。

同じように
バーチャルユーチューバーが世の中に流行ったり
顔出ししないグループアイドルが流行るなどは、
まさに、これまで形ある実在する人に置かれていた価値の焦点が、
表現の<質>に移行した現れのように見える。

このように、今の時代は
形あるものの価値に焦点をおいて人が動くというよりも
形を含む表現の雰囲気とか想いや気持ちの状態とかといった<質>

自身の大切に感じる気持ちの<質>と響き合っているかどうかの
基準から
あらゆるものやことや行動を
選択する。
その結果、社会の動きが生まれている。
ここ20年くらいは、徐々にそんな風に変化して来て
今年はいよいよ、その流れは急速に加速しているように見える。

<質>から形を選択する

これがまさに
「風の時代」の社会の動きの特徴で
今の時代を動かしている
考え方や生き方の共通にあり
社会を創造する営みの共通だと私は感じている。


<質>から形を選択し創造する


形から、
ものや事や事象や関係性にある<質>へ
価値観の焦点が移行してきている

と、たった今初めてきいたとして
「なるほど〜」
と、すぐにみんなが納得するとは思っていない。

これまでの「地の時代」に安定していると思われていた
考えや生き方が
社会や世界全体の土台から覆る程の深い層から
社会全体の生まれ変わりの時代を経ている今だから
この意味に納得する動きは、恐らく今はゆっくりと
社会に染み渡りつつあるところだと感じているからだ。

そんな時期である今を生きるのに
これまでの経験を大切にしつつも
今の自分やみんなにとって本当に大切だと実感している<質>を
柱に、今にある経験を、新鮮な目で見て感じて
選択する行動や表現や考えやあり方を、更新する姿勢は
とても大切なことだと、心している。

先にも行ったように、今の時代を動かしている力は
何かを選択する時に
自身が本当に大切だと実感している<質>を基準にして
世界に無限にもある情報の中から自分が求めている
ものを選ぶという行動(形)の表れの結果によって
社会が動くという、新しい社会の流れが目立って見える。

これがまさに、
『時代を今に、創造する力』
だと感じている。


ただし書き


ここで、断っておく必要があると思うのは
価値基準の焦点が
「形あるもの」から「質」へ移るときに
形そのものに価値をおかなくなるわけでは決して無い!

「地の時代」を長年生きていた世代は(私も含む世代だが)
異なるふたつ以上のもの
特に、対極にあるようなものに対して
同時に、同じように価値をおくということには慣れていない
場合がある。
なぜなら、形あるものに価値の焦点を置いてきたから
どちらかを選んだら、どちらかは選べなかったからだ。

しかし
「風の時代」を主に生きる世代は
自然に、〈質〉に価値の焦点が移行する時代を選んで
生まれてきているので
どちらかではなく、異なる両方を同時に選んだり、
形が異なることにも共感する
ことが
我々よりも、当たり前に可能になっているのだ。
驚く程、自由度と多様性が拡大している時代だ。

どちらかではなく両方を同時に選べる

という、このことは
多様な考え方や多様な生き方がすでに
現れてきていると言われるが、
そんな多様さが溢れる社会にあっても、調和的に
みんなが共存できることを、現していると思っている。

楽観視ではなく、社会全体の創造の過程をみても
「地の時代」には、難しかったことが
「風の時代」には、簡単に実現する創造の流れがある。

そして「風の時代」を主に生きる世代には
「地の時代」から引き継いだ
向き合うべき、重要な地球レベルの課題を目の前にしてもいるが
そんな事を、可能にする力も備えている風に
私には思えているので、私らの世代が
これまでに人類共通の意思を繋いできた全ての人たちから
私らよりも若い世代に、途切れないように繋ぐ役割も
あるんだと感じている。

まとめ


「地の時代」から「風の時代」へ入り

形から質へ、価値観の焦点が移行することで

形の違いのどちらかだけではなく、両方の価値を認めつつ

自分自身とみんなにとって本当に大切だと感じる<質>

と、響き合うものやことや考えや生き方を選択する。

そんな時代に入っている。

だからこそ、

「地の時代」からすると「風の時代」に入った今は

自由度も選択肢も拡大して感じられる時代と言える。

自分自身とみんなにとって本当に大切だと感じる<質>

を柱に見る、見方や生き方を選択した順に

人生の自由度も可能性も大きく拡大していることに気づく。

そんな創造の時代に私たちは生きているようだと

私は感じている。

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