心あたたまりました。
今日もない。
このお店もない。
ポップはあるのに、
並ぶのは、いつもフレンチクルーラー。
早くしないとドラマが終わってしまうよ。
発売日に食べた、今朝も食べたというTBSドラマ好きの友人や、
ウチの近くには沢山売ってるから届けてあげたいなーと言ってくれる姉。
このまま食べられないままになってしまうのか…と思い始めた火曜日の夕方。
まるで
「今夜10時食べながら観てね」と言っているかのように、棚に佇むシュークリーム。
一度に2つ買いたい衝動を押さえて、
ひとつだけ連れて行くから価値がある。
紅茶に蜂蜜を入れて
いただきます。
「はじめまして」だけど
「ひさしぶり」と言いたくなった
この気持ち、誰かわかってくれますか?
このチョコレートは
子どもの頃に好きだった、なにかのチョコみたい。
生地の中から宝探しのように
ザクッと見つかるザラメは、
カステラの底を大切に食べる感覚で。
もちもち、もちもちの食感は
文字にしても、可愛いなぁ。
新聞のコラムにありました。
[幼き頃に味わったお菓子にまつわる記憶はいつまでも消えぬものだろう]
私はいつも姉と
「あのお菓子懐かしいよね。」と、セピアな記憶を語り合う。
子供のときはケンカばかりでも
いつまでも、昨日のことのように色鮮やかな1ページ。
同じ時代を生きたあなたがいてくれてよかったと、"お菓子"の話で思う私に
「そんな大袈裟な…」と思いますか?
でも、そうなんです。