ビリーから学ぶこと
“歌もダンスもできない"
そんな私に、生きる力をくれるミュージカル
ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜
何度でも観たい、お気に入りの舞台の一つです。
3年前と違うのは、
溢れる涙を、マスクが全部吸い取ってくれたこと。
この舞台を観た方に共通する想いは
「ビリーのように生きたい!」
いや
「ビリーになってみたい!」
そんな気がします。
歳を取れば取るほど、出来ないことの多さに傷つき、才能溢れる若き力に、羨ましさと、ちょっとした虚しさを覚えます。
心の声はいつも
「いいなぁ〜」
ビリーになって、
熱く素直に生きられたら、どんなに幸せだろう。
踊りたいわけじゃない。
歌いたいって意味じゃないのにね。
不思議。
だけど、ビリーのパッションは、
“明日の自分"を変えてくれる。
こんな時代だからこそ、
炎のようなエネルギーが必要で、それを目の前で受けた時、人は感動と同時に、自分に置き換えてしまうもの。
スポットライトが当たるビリーが
涙で霞む。
子どもじゃない。少年じゃないよ。
ひとりの人間、ビリーに出逢って欲しいのです。