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石丸伸二東京都知事候補は『秋葉原をなめるな!』

#東京をなめるな 』と批判されていることで知られる元安芸高田市長の #石丸伸二 氏は、『批判というのは、ちゃんと根拠があって初めて成立するものです。『東京なめるな』と言うなら、その理由をちゃんと説明すべきです。』と、秋葉原で演説したと報道されています。

 私は住民票が日本国内にはないので、都知事選の有権者ではありません。然しながら、私は #秋葉原人 (① あきはばら・じん、② あきば・げんじん、③ あきば・はらんど)のうち、①或いは②として、本稿では石丸伸二氏が、なぜ #秋葉原 をなめているのかについて解説します。

 石丸伸二氏は『銀行員としてニューヨーク赴任中、現地で通った英会話教室の教師から、『 #ドラゴンボール 』に登場する『タイムチェンバー(時間の小部屋)』という言葉を贈られた経験』を『豊富なアニメ知識』と称しているようですが、英語も日本語訳も間違っています。正確には米語では『タイムチェンバー』ではなく“Hyperbolic Time Chamber”で、日本語では『時間の小部屋』ではなく『 #精神と時の部屋 』です。

 アメリカでは、このような基本的なことすら理解できていないので、『Dragonball Evolution』のような世紀の駄作を作ってしまうのです。

 それから『#新世紀エヴァンゲリオン』のような誰でも知っているような#アニメを語るのであれば、今月破産(2024年6月5日に東京地裁より破産手続き開始決定)した#エヴァンゲリオンの制作会社#ガイナックスをどうすれば、#破産させずに#再建できていたのかについて、元銀行員としての知見を活かした具体的な破産回避策を説明する必要があります。

 造詣の深いアニメ業界ですら具体的な再建案を出せない元銀行員に、東京都の再建策を語る資格はありません。それ以前に秋葉原にまで出向いてきて、中途半端な『ドラゴンボール』や『新世紀エヴァンゲリオン』の小ネタにもならない程度の演説をすれば、秋葉原人が自分に投票するであろうという甘い考えが『 #秋葉原をなめるな』という言葉の根拠です。

石丸伸二氏、秋葉原で街頭演説 自民党選挙の聖地で豊富なアニメ知識まじえ「東京再建」訴える
6/16(日) 13:52配信
「人生の大事なことはだいたい漫画で学んだ」という石丸氏は、漫画やアニメ、サブカルの世界への発信拠点でもあるアキバとの縁について語り「10年ぶりくらいに秋葉原に帰ってきた。電車で来たが(周辺が様変わりしていて)迷った。まさか、こんな場所に立つとは思わなかった」と、選挙カーの上で口にした。銀行員としてニューヨーク赴任中、現地で通った英会話教室の教師から、『ドラゴンボール』に登場する「タイムチェンバー(時間の小部屋)」という言葉を贈られた経験を明かしたり、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公、碇シンジのセリフ「動け、動け、動け、動け…動いてよ」を引用しながら「みんなで東京を動かそう」と訴える場面も。漫画やアニメの豊富な知識をまじえながら、改革が必要だと聴衆に語りかけた。

日刊スポーツ

武智倫太郎

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