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AI倫理関連映画紹介(8)

『ターミネーター:ジェニシス』(2015年)(原題:Terminator Genisys)
監督:アラン・テイラー
 シリーズ第5作で、過去の出来事が変わることで現在と未来が変化し、ジョン・コナーが敵対者となる新たなタイムラインが描かれています。何故、ターミネーター2が最高傑作と言われているのかを理解する上での一助となるでしょう。
 
『チャッピー』(2015年)(原題:Chappie)
監督:ニール・ブロムカンプ
 ヨハネスブルグの高い犯罪発生率を減らすため、南アフリカ政府が、兵器メーカーから高性能AIを搭載した最先端の攻撃ロボットを購入する話です。この説明ではロボコップとの違いが解り辛いと思いますが、ロボコップは人間の脳を搭載した感情を消されたサイボーグなのに対し、チャッピーは、感情を持つAI搭載の自己学習型ロボットです。
 
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)(原題:Avengers:Age of Ultron)
監督:ジョス・ウェドン
 マーベル・シネマティック・ユニバースの一部であり、アベンジャーズが自己意識を持ったAIウルトロンと戦う物語です。途中で寝てしまったのでコメントは差し控えます。キャプテン・アメリカの存在意義について考えさせられる哲学的な作品である可能性も否定できません。
 
『モーガン プロトタイプL-9』(2016年)(原題:Morgan)
監督:ルーク・スコット
 バイオエンジニアリングで生み出された人工生命体が制御不能になり、その危険性を評価するために派遣された専門家たちとの対立が描かれています。
 
『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)(原題:Ghost in the Shell)
監督:ルパート・サンダース
 士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』を原作としたハリウッド映画です。ニキータやゴジラをハリウッドがリメイクすると、どうなってしまったかを再考する上で貴重な作品と言えるでしょう。

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