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AI倫理関連映画紹介(9)

『ブレードランナー 2049』(2017年)(原題:Blade Runner 2049)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:フィリップ・K・ディック
 1982年の映画『ブレードランナー』の続編で、人間と見分けがつかないほど進化したレプリカント(人造人間)と人類との対立が描かれています。
 
『アリータ:バトル・エンジェル』(2019年)(原題:Alita:Battle Angel)
監督:ロバート・ロドリゲス
 木城ゆきと原作の日本のSF格闘漫画銃夢(ガンム)を元に作られたサイバーパンク・アクション映画です。遠い未来の廃墟で見つかったサイボーグ少女アリータが記憶を取り戻しながら、人類と悪のサイボーグとの戦いに身を投じる物語です。アンドロイド、サイボーグ、ロボット、強いをAI搭載した自立稼働型ロボットや、キラーロボットの境界線や、これらが超えるべきでないAI倫理問題を考えながら観ることにより、アクション映画としての楽しみの要素が無くなってしまいますので、あまり何も考えずに、娯楽作品として観た方が楽しめるでしょう。
 
『アイ・アム・マザー』(2019年)(原題:I Am Mother)
監督:グラント・スプートア
 人類が滅亡した地球で、AI制御のロボット『マザー』が人間の赤ちゃんを育てるが、やがて真実が明らかになり、信頼関係が崩れるサスペンスフルな物語です。作品中では『マザー』が人間の主人公に『悲劇の選択問題』を、教えているシーンなども描かれています。
 
『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年)(原題:Terminator:Dark Fate)
監督:ティム・ミラー
 シリーズ第6作で、『ターミネーター2』以降の作品を無視し、直接的な続編となる物語です。
 
『マトリックス4』(2021年)(原題:The Matrix Resurrections)
監督:ラナ・ウォシャウスキー
 シリーズ第4作。もうどうでも良い感が漂うガッカリ感を、満喫したい方にお勧めの作品と言えます。

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