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Activating youth leadership with aiesec

InstagramやTwitterで応援してくださっているみなさん、いつもありがとうございます。
来年度AIESEC in Japan(https://www.aiesec.jp/)の代表を務めます、東京外国語大学4年生の高橋祐哉と申します。

私たち AIESEC(アイセック)は、100以上の国と地域の仲間と共に、若者のリーダーシップを育む事業を行っている、学生による非営利組織です。海外インターンシップやオンラインの国際交流イベントなど、若者が世界を身近に感じ、リーダーシップを育む事業の運営と参加を通じて、平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指しています。

この紹介文を読んで「面白そう」「ちょっと惹かれる」と思ってくださった皆さんに、私たちがどのような想いで活動し、どうしてみんなにも仲間になることを考えてほしいのかを、私たちが大切にしている3つの価値感に沿ってお伝えできればと思います。


Cross cultural understanding- 異文化理解 -


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世界100以上の国と地域の仲間ときいて、皆さんはどのくらい想像することができるでしょうか。
途方もない数ですが、今パッと思い浮かべてくれた国には、おそらくアイセックが存在しています。「世界中に仲間がいる」とはそういうことだと、自分は思っています。


私たちは、第二次世界大戦の後に平和を願い、二度とこのような悲劇を起こさないため、国籍の異なる7人の若者によって創設された団体です。
そしてその達成のためには、cross cultural understanding、つまり異文化理解こそが最も大切な要素であると考えています。


自分は大学1年生の時、AIESECが運営する海外インターンシップ事業に参加してガーナという国に行きました。


訪れる前は、「肌の色が違う」「水が乏しい」「英語に訛りがある」といった自分の尺度での“違い”にばかり目がいっていました。
無意識のうちに色眼鏡をかけてしまっていたのだと思います。

しかし2ヶ月間の経験を振り返ると、最も大きな学びは「彼らも同じ地球に住む人間であり、一人ひとりに素敵な個性がある」ということでした。

言葉にすると陳腐に聞こえるかもしれませんし、当たり前だと言われるかもしれません。
でも、笑顔での会話はお互いに心が踊ること、必ず一人はクラスの中にお調子者がいること、自分たちと全く同じようにあこがれから形成された将来の夢があること。
そんな小さな気づきの積み重ねは自分の固定観念をときほぐし、複雑な世界に対する、温かい見方のきっかけをくれました。

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Leadership can be developed in anyone, anywhere - リーダーシップ 


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今年の2月に行われた世界の支部の代表が集まる国際会議の様子(チリ、オーストリア、カナダ、コロンビア、オランダ)


「どんな人にもその人だけの未来の可能性がある」というインクルーシブな考え方がとても好きです。
ほんのひと握りの選ばれしものだけが未来を創るのではなくて、一人ひとりが世界の現状を知り、自分自身を深く理解し、情熱を注ぐことの積み重ねこそが、世界を前に進めるのだと思います。

そもそもリーダーシップとは、特別なものではないと自分は思っています。

自分には年が3つ離れた弟がいます。
一時期、環境によって自らの可能性を自ら否定し、周りに壁を作り、一人で塞ぎ込んでしまっていました。
彼が好きなこと、得意なこと、大切にしていること、そこに気づき、焦点を当てることができれば生きるのが楽になったのかもしれない。
早く抜け出すことができたのかもしれない。何より人生を肯定することができたのかもしれない。
そんな後悔が自分にはあります。


この組織が大切にしているのは、そんな小さな気づきから行動へと繋げるリーダーシップです。
身近な人から地球の裏側で生活する若者まで、全ての人が自分の可能性に気づき、行動を起こしている世界を想像してみてください。
なんとなく、直感的に、素敵な光景だと感じてもらえたら嬉しいです。
そこに理由はいらないと思っています。



This is the hardest time than anymore, but
- 困難と挑戦 -

私たちAIESECは、そんな風に大切にしている色んな想いを経験として形に落とし込み、より多くの若者に届けるために日々活動しています。
もちろん想いだけでは事業開発や運営はできませんし、ここ数年の大きな環境の変化など、難しい状況に頭を悩ませる日々は少なくありません。
そして今の世界が置かれている状況を考えたとき、悲しいことに自分たちの望む社会が実現できているとは言えません。それどころか、人々は想像力と優しさを失い、分断の溝は深まっています。

しかしだからこそ、平和を謳い、その目標に向かってただまっすぐに歩みを進める、その先頭に立つ役割が世界には必要なのだと感じます。




大きすぎる理想に対して、一人でできることには限界があります。
でも世界中の3万人の仲間となら?
少しずつでも歩みを進められるかもしれません。

「悲観的な世の中をポジティブに生きる」
そんな姿勢を持ったみなさんとこれから一緒に活動したいです。


https://www.youtube.com/watch?v=kGT73GcwhCU
国際会議で流れていた曲で、最近のお気に入りです。バーチャル空間でも100以上の国のメンバーと同じ感覚を共有できた思い出にもなっています。


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