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最近の感じ|基本的に泥酔

またすっかりnoteを書くのをサボりまくってしまっていた。気付けば8月も終わっちゃう!

金曜日

仕事が忙しい。クライアントから協業して企画を作るように、と紹介されたおもしろコンテンツプロデューサーから上がってきた企画書がオリエンの内容に不足が多すぎて一旦絶望する。本日中に内容を再度検討してねと返信をして夜19時ごろに再度上がってきたものがあんまり良くなかったので頭を抱えていたところ、たまたま社長が通りかかり、一旦ありのままをクライアントに出しちゃえよ、めしいこ!との金言を得る。社長のGOが出れば話が速い。

きっとサクメシで街中華あたりだろうなと思っていたら、その日は別チームのプレゼンがなんかうまくいったらしく、お祝いということで、良いめの焼肉屋さんに行こうと社長が言うので帯同した。いい焼肉を人のお金で食べられる幸せを肉汁とともに噛みしめた。

焼肉屋さんを後にしたところ、恵比寿のスナックが密集しているビルに遊びに行こうと誘われ、引き続き帯同する。おれはスナックが好きだから。ひとしきり飲んで歌って気持ちが良くなったところで、社長からいい感じの曲で締めて頂戴よというオーダーがあった。これはおれの得意ジャンルである。締めの一曲の「正解」はその日の場の雰囲気によって大きく変わるわけですが、いい焼肉を食べてスナックで散々遊んで全身にラブとピースが巡っているこの状況、この日の正解はどう考えても「We Are The World」だろ!と思って入れたが全然響かなかった。得意ジャンルじゃなかったのかよ。

その後5~6曲くらい締めの一曲を入れ直したがどれも社長に響かず、結局ブルーハーツの「情熱の薔薇」が最終的な落としどころとなった。泥酔して家。お店の名刺をもらったけどうっかりどこかに落としてしまった。

土曜日

先日私用スマホの画面を割ってしまったのだけど、操作自体は普通にできたので修理にも出さずに使っていたところ、この日外出先で急な大雨に降られた拍子に水が本体の中に入ってしまったのか、誤作動が頻発するようになった。もう限界なのかもしれないと思い修理に出したところ、普通の画面割れは4000円くらいで治せるが、ちょっとあなたのスマホの状態はあまりに悪すぎるので、本体交換が必要で、1万3000円くらいかかるとのこと。痛すぎる出費。おれは年に1~2回くらいの頻度でスマホを壊すので時々こういういらん出費で涙を飲むことがある。おれのような文明に向いていない層のためにApple社はもっと頑丈なiPhoneを開発してほしいと思う。象が踏んでも壊れないやつね!そういえば昔に売られていた象が踏んでも壊れないという触れ込みの筆箱は、実際に象で踏んだ時に筆箱にかかる負荷はぶっちゃけそんなに高くないという話を聞いたことがあるけどどうなんだろう。

バックアップを取らないうちにスマホが壊れてしまったので、一つ一つアプリを入れ直し、パスワードを入力し、諸々の登録をし直し…などと大変に面倒くさい。貴重な20代という時間、ビジネス書を読んだりジムに通ったりなど自己研鑽にもっと励むべきではないのだろうか、と、スマホの再設定という面倒ごとがなかったとしても普段絶対にやらないようなことをやりたい、やらねばならないという気持ちになった。気持ちになっただけで別に行動には移していない。20代ももうすぐ終わる。

日曜日

コロナ禍になる前は、高円寺の阿波踊り大会の日に合わせ、行きつけのお店が玄関先で生ビールを売ることになっており、毎年手伝いに出ていたのだけど、この日実に4年ぶりに手伝いに行った。学生の時分から良く通っていたお店で、それはすなわち大学時代のスペシャルフレンドスズキと通ったお店でもある。もちろんこの日はスズキも手伝いに出ていて、ひたすらにビールを売った。100杯も売った。久しぶりにアルバイト君のような働き方をしてすがすがしかった。疲れがさわやか。PCをカチコチやるよりもずっとヘルシーなように思う。気が付けばこの数年で目も悪くなったし全身のけだるさを感じやすくなった。

アルバイトを終えて腹が減ったので、お店のまかないご飯をごちそうになる。からあげと煮物。ごはんはおれが学生の時分から変わらず青森の「青天の霹靂」を使っていた。いわゆるブランド米をいくつか食べてきた中でおれはこの青天の霹靂が一番好きだ。

この日初めてスズキの夫氏に出会う。ニタニタと薄気味の悪い笑みを浮かべながらどうもどうもと挨拶をするおれに対してすごくさわやかな笑顔でいつもお世話になってますと言うではないか!酒場特有の表層の会話をしばらくしたのち、夫氏はお先に失礼といってお店を後にした。

30分くらいあとにおれとスズキもお店を出て、まだ食べたりないのでラーメンでも食いに行くかどうか話し合い、結局富士そばに落ち着いた。最近のお互いの仕事のことや、大河ドラマ「篤姫」の話をする。

帰りしなに「今日初めてわたしの夫に会ったわけだけどどうだった?」と聞かれたので、いずれあだ名で呼び合うくらいには仲良くなれたらと思うなどと別に思ってもない答えを軽く返したところ、「でも夫氏とさんしがあまり距離を縮めすぎると、どこに行くにも夫氏がセットにならないと不自然な関係になってしまうので、2人で会ったりするのがやりづらくなる。だから必要以上に仲を深めようとしなくてもいいと思う」とスズキが言ったので、なるほど賢い女だな、とおれは思った。終電で帰る。

月曜日

仕事で埼玉。会議会議会議。この案件で、ちょっと現場では対応しきれない拗れ方をしたので社長を召喚して丸く収めてもらう。申し訳ない。

会議を早めに切り上げて役所のメンバーと弊社のメンバーで会食。いつものお店。異常な量の海鮮料理が出てくるのでみんなとても気に入っている。まずお刺身が出てきて、次に大鍋の料理(魚のすき焼きとかしゃぶしゃぶとか)をみんなで囲む。そうこうしているうちにアジフライ(1人3枚)と貝焼き、唐揚げなどなどが出てきて苦しくなる。〆にうどんすきをしてさすがにお腹がいっぱいを想っているところに、最後に海鮮丼が振舞われる。出てくる食事の量が実家に帰省したときのそれなのでウケる。

この日は女性メンバーが一人もいなかったので16時に乾杯して早々に下世話な話が始まる。当然おれのマッチングアプリのプロフィール文も開陳した。もはやお家芸である。おれにとってマッチングアプリのプロフィール文を飲みの席で見せるのは、酔っぱらうと必ずちんちん出しちゃう人と同じノリなのだ。それは芸と言えるのだろうか?

周りは全員40~50代のおじさんたち。さんし君は30までに自分の仕事のスタイルをしっかり確立しなさいと激励を受ける。あざす。

帰りの電車で、週末にスペシャルフレンドスズキと小旅行のため勝浦に行くからそのリサーチをする。「鵜原理想郷」という観スポを見つけ、理想郷という響きがウケたのでとりあえずURLだけ送って最寄りまで寝た。

このまま火曜日以降も書こうと思ったけど、長くなるのでまたにする。そんな感じです。

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