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【応援ブランディングvol.6】応援されることでモチベーションが維持できる

まわりから応援されて嫌な気持ちになる人は少ないと思います。
たいていの人は応援されることで、うれしくなったりモチベーションが高まるのではないでしょうか。


モチベーションを日本語に訳すと、何かの行動をする時に意欲となる動機付けのこと。ひと言で言うと「やる気」です。

やる気は、「内発的なやる気」と「外発的なやる気」に分解することができます。



まず、「内発的なやる気」とは、文字通り自分の内から湧き上がる意欲のこと。たとえば、明確な目標や働きがいを自らが持つことでやる気を維持することができます。


「外発的なやる気」とは、自分以外の他者からの刺激によってやる気が保たれるというもの。たとえば、給与のアップや昇進、人から褒められることなどにより、やる気が維持されます。


一般的に「外発的なやる気」は、自分にとっての損得が明確なため、短期的な成果が得やすい反面、長期的なモチベーションの維持にはつながりにくいと言われています。


それに対し「内発的なやる気」は、自分自身が目標を持って行動することにより欲求が満たされるため、モチベーションが長期的に維持されやすい傾向にあります。


ただし、「内発的なやる気」は、その人自身が気付かないといけないため、外部から高めることは非常に困難だと言われています。

実際のところ、従業員の「内発的なやる気」を高めるのに苦労されている経営者も多いのではないでしょうか?

実は、応援には「外発的なやる気」から「内発的なやる気」を導き出す力があるのです。

下の図をご覧ください。
これは人間の欲求を5つの階層に分けて説明した心理学理論「マズローの欲求5段階説」です。

「外発的なやる気」は、他者から認められたいという④の承認欲求に当てはまります。

一方、「内発的なやる気」は、自分にしかできないことを成し遂げたいという⑤の自己実現欲求です。


まず、自分たちのブランドがお客様から応援されることで、他者から認められたいという④の承認欲求が満たされていきます。

しかも応援されるということは、ただ認められているのではなく、お客様から必要とされている状態、いわば信頼されているのです。

そのような状態になることで、「外発的なやる気」が自然と高まり、自分のことを信頼してくれるお客様に対して、「自分にしかできないことは何だろうか」と考え始めます。

それこそが「内発的なやる気」の入り口であり、そこを突き進んでいくと⑤の自己実現欲求へとつながっていくのです。


自己実現欲求は、字面だけ見ると利己的な印象を受けますが、本来の意味は自分の願望を実現することであり、個人の利他的な願望も含みます。さらに自己実現欲求が満たされると、それらを超えた自己超越欲求へと高まっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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