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【全体公開版】継続に目標設定は不要。その2

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その考えのもと始めてみたのが、原稿用紙を10枚手書きでかくという習慣です。なんの目的もなく、意図もなく、ただ継続することを目的にやってみることにしました。

前回の続きとなっています。詳しく読み直したい人はどうぞ読み返してください。かく言う私も、私が何を書いたのか忘れていたので、ここにリンクも貼りました。本当に忘れっぽいので、自分の備忘録代わりに書いています。徹底的に、読者ターゲットは自分なんですよね。ははは。

さて、目標設定なく継続する。これが慣れないと結構大変です。貴重な時間を使って、ただダラダラ書くことなんかだれも推奨しませんし、好きでもないのにやめろ。と言われかねません。私もずっとそう思っていましたし。効率重視、あるいは、好きなことをやった方がいい。その呪いのような思い込みはなかなか外すのが大変です。

そもそも、目標設定つまりゴールを設定しないってどういうこと?例えば、文章を書くことのゴールというのはなんでしょう?文章が上手くなることですかね。SNSのフォロワーを増やすことでしょうか?ベストセラーになりうる記事を量産することでしょうか?これらをなるべく排除する。イメージが湧きませんかね。実は簡単です。

「憧れの人がやっている習慣」を自分もやってみる。

ちょっとよくわからないと思うので、順番に書いていきますね。私がこの考えに辿りついたのは以下の通りです。

はじめは、Noteの下書きに誰にも見せない記事を書こうと思いました。誰にも見せないのだから、フォロワーは増えません。でも、パソコンで書いているといろいろな通知が飛んでくるし、他の仕事でもパソコンは使っていて、それは誰かのための文章なので、パソコンは不向きでした。

次に、コピー用紙を選びました。あれ、だんだん「目標設定なく継続する」というテーマからズレて「なんで、今のスタイルに落ち着いたのか?」を書いてしまっています。実はこれも継続のコツなのですが、また別の記事で紹介しますね。

コピー用紙に手書きで書くと、文字の大きさがばらばらだし、真っ直ぐ書けないので、どの程度書けているのか、一度数え直さないとわからないんですよね。自分がどれくらいの文字数をかけているのかという満足感もなくやめました。ただパソコンよりは手書きがいいという実感はありました。でもまだ不十分。完全フリーだとだめでした。

そしてたどり着いたのが原稿用紙です。10枚というのは、私の憧れの作家さんが課しているノルマで、自分もやってみたいと思っていました。そう、憧れの人がやっているから、自分もやってみたい。これが、「目標設定なく物事をやる」というスタートでした。長々とごめんなさいね。試行錯誤の経緯も残しておいたほうがのちのち継続に役立つのでここでも書いてしまっています。

さて話を戻します。憧れの人と同じことをやるということはどういうことか?目標設定なく始めることができます。だって、みんなわかっていますよね?憧れの作家になんか自分がなれるわけがないんですよ。自分と違うから、憧れているわけで、今フラフラといろんな仕事をしながら、食い繋いでいる自分とは、全く違う人なんです。

でも、ちょっと憧れの人と同じことをやっている自分って、なんかいいじゃないですか。それだけを目的にやってみました。

憧れの人は、原稿用紙10枚分4000文字の原稿を立ってパソコンに打ち込んでいました。もちろん私も同じことをやりたかった。でも、私は立って書けるような机ではないので、座ってやるしかありません。机を置ける場所も、新しく机を買うお金もありません。物持ちもいいので、小学校から使っている学習机の上で書いています。憧れの人と全く同じことはできなかったので、原稿用紙を10枚実際に買って、手書きで書くことにしました。

すると、パソコンでもスマホでもない、オフラインの自分だけの世界があるんだと思い出せました。誰からも“スキ”やコメントは来ないけど、通りすがりに、いちゃもんをつけられることもない。自由な場所だ、そう思いました。しかも、パソコンを使って打っている時より、圧倒的に静か。紙とペンが擦れる音だけで、心地よいです。これだ、と思いました。

道具へのこだわりはまた別の機会に書きますが、自分にしっくりする道具がしかも安価で見つかると継続しやすくなります。

さて、前回と今回お伝えしたかったのは、目標設定をしないで、物事を始めるコツでした。それは、憧れの人と同じことをやってみたいという好奇心のまま、自分のできる範囲内でやってみる。

そんな簡単に、自分が憧れの人になれるわけなんかないとみんな思っています。でもやっているとなんか楽しい。近づいているように思う。好きなことを探すのは時間がかかるし、辛いけど。好きな人の真似っこして、優越感に浸ることはすぐにできます。それだけで、はじめの2、3日、人によっては1週間くらいは続きます。目標設定なく数日は継続できます。

あなたの「憧れの人がやっている習慣」あなたの生活に取り入れてみませんか?今日の講義は以上です。ではまた。

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