#平野紫耀
初めて平野紫耀を見た日と翌日のメモ。
「クロサギ」。第1話だけ観た。
わたしは平野紫耀に一切の先入観がない。なので直裁に語るが、かなり変わった役者で、そこが面白い。声も芝居もファニーで、二枚目じゃない。役柄的にメリハリはあるが、ダークネスもかなり浅漬け。
オリジナル「クロサギ」を演じた山下智久とは全くタイプが違う。ジャニーズの中でも異形。スタア性はほぼ封じられていて、演技アプローチはバイプレイヤー的、さらに言えば芸人が起用された時の
無邪気で、用意周到で、屈託がなく、抜け目なく、あからさまで、謎めいている。「クロサギ」の平野紫耀について。
「クロサギ」。2006年の人気作(山下智久主演)のリメイクだ。
父親が詐欺に遭い、一家心中に追い詰められ、九死に一生を得た少年が成長、シロサギ(詐欺師)を騙すクロサギとして、復讐の詐欺を繰り広げていく。
詐欺師のみを標的にする策略の痛快さ。一方で、家族を壊滅させた男たちを追い詰めていく主人公の絶望的リベンジが凝視される。
軽やかさの底辺に激情が仕舞い込まれた物語には、普遍性がある。詐欺の手口は年々
紅白直後の平野紫耀のsignから、キンプリという現代とmessageを考える。
紅白では、歌詞をまったく見てなくて、彼らのダンスに集中していた。吸い寄せられ、ダンスの渦のなかにいるような(かごめかごめ遊びの真ん中にいるような)感覚だった。
正直、ichibanというタイトルを忘れていた。
NHK紅白の公式twitterに、ビハインドとして、本番直後のキンプリの姿がおさめられている。
あそこで平野紫耀は、テレビカメラに向かって(わざわざ手を組みかえて)“いちば〜ん”とメッ