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大人の常識を子供はいとも簡単に飛び越えていく

小学校が休校になり、今日でまる三週間。
最初の一週間は、体も心も慌しかったのに今やその生活にも慣れはじめてしまい、いかんなという気持ちやらなんやら。

昨日久々に何人もの人と会う機会があり、その時、コロナで世の中疲れてきてるよねって話を聞きつつ、あ、そうだった、今そういう時勢だったって思うほど、私の頭の中の上位にコロナはいない。

もちろん、不要な外出はしてないし、外出時はマスクもしてるのだけど、元々、多くを自宅で過ごしてる私にとっては、最初の混乱期が過ぎてしまえば静かなものだし、子供がいる生活リズムにもぼちぼち慣れてきた。
夫も週2くらいのリモートワークとなったけど、作業してる部屋が違うせいか、それもあまり気にならなくなってきた。
米やパスタの消費が異常に早いことで、家族の在宅比率の高さを感じるくらい。

人って状況に慣れていくもんだなぁ。と思いつつ、息子は私とは違う変化をしているようでとても興味深い。

こちらが、昨日の生活に翌日少し慣れを繰り返し今日を迎えているのに、息子は、そうか君は小学生で小学校に行ってたんだっけ?というくらい、学校なくても平気そうなリズムを刻んでいる。

朝起きて、おもむろに計算やら漢字やらの勉強を始め、1時間経ったら休憩し、今度は理科やら社会やらの辞典を見ては何かノートに書いている。
11時くらいになると、勉強を終え、本を読み出し、お昼になると、お腹すいたーって言う。
お腹が満たされると、ボールやらキックボードやら持って、外に出かけていき、小一時間でまた帰ってきては、また本を読んでまったりしている。

社会活動ってなんなんだ!
学校ってなんなんだ!
うちの息子からは安定した匂いがするのだけど、今までの慌ただしいスケジュールはなんだったんだ!

存分に時間があるからこそ得られた、自分なりの時間の描き方は、これから迎える新しい生活にもきっと役立つだつだろうな。
学校が休校であることが、長い目でどういう影響を与えるのかまだわからないけど、生活が変わる前の余白は、必要な準備だったのかもしれないな。
私も、学ばせてもらいました!

親は余計なことせず、自分の背中だけ見せとけってことか?って思いながら、私は午後のお仕事に入ります笑

10日後には海士町での生活がはじまります。わーどきどき。
あちらは休校もなく、変わりない毎日ということ。それもいいね。



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