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オプションの選び方を考える

お家づくりをしているときに
1番悩ましいオプションについて
どう選択していけばいいのか

SNSの事例を見ていると
可愛い、カッコいいお家
これをうちにも取り入れたい!
となったときに大抵
それはオプションです…と言われると思います

お家づくりの際、工務店や設計事務所では
膨大な数・種類の部材の中から
そのハウスメーカーのコンセプトに合う商品を選定のうえ標準仕様としていることが多いです
特にコンセプトは決まっておらず自由です
と謳っているところでも、そうは言っても
ある程度は決めておかないと一軒一軒違うものを選んでいては
その都度全ての説明書を読まないといけないし
業者の方にそれを伝えて理解してもらわないといけないし、
それがちゃんと施工されているか確認しなければならない

建築の世界では、一つの建物、一つの工程、一つの物のために
いろんな人たちが関わっており
すごい伝言ゲームが行われているのです

そういうわけで、ある程度標準仕様というものが決まっています

会社の規模が大きくなればなるほど
その縛りが厳しくなるのも上の理由からご想像していただけるかと思います

そのためその会社であまり行わない施工方法や商品を扱うとなると割高になることも
今物自体も金額がどんどんあがってきていますのでハウスメーカーさんも慎重に御見積もり出されていると思います

ただもちろんお客様のご希望に寄り添いたいのは私たち同じ気持ちですので
会社のOKが出る範囲でご提案しています

さて、そうは言っても金額がかさみますよね。
SNSではカッコいい、可愛いお家のいいところを特にピックアップされて載せられているので(そんなにカッコ良くはない収納棚をわざわざ見せてくれる人はいないと思います)
いろんな方のいいところを全部取り入れていくとどんどん見積り金額があがっていきます

洋服や家具、照明などと同様に
見栄えのいいものは商品代、施工費共に大体コストがかかるものが多いです
例えばタイル、フローリングをかっこよく貼る、造作洗面、キッチンなどの設備など…

そこでやっとオプションをどう考えるかについて考えて見ましょう

一、できるだけオプション金額を出してもらって比較して決める

最後は予算との調整になってきますので、
できるだけ悩んでいるオプションを洗い出して
優先順位をつけていくというのが
シンプルなやり方になってくるかと思います

そのためには、やりたいことを後から後から出すと見積もりもすぐ出てこないこともあり
どんどんタイムラグが起きて悩む暇もなく期限がきてしまった!ということにもなり得るので
お家づくりを始める段階でこういうことをしたら
金額がいくらかかってくるのかというのをできるだけ具体的に伝えて早めに見積もりを出してもらえるといいと思います

二、引き渡し後にゆっくり考える

あと検討の余地があれば
工事が終わって住み始めてから別で工事をする、
自分でDIYでやってみる
といつのも手段としてはあります

この考え方でいうと、設備関係では
コンロなどの機器のグレードもオプションの選択肢になってきますが
照明器具などもそうですが家電製品の類になり
大体10年を目安にメンテナンスや故障への対応が必要となってくるので
買い替えをする時にいいものにしよう!という考え方も有りかなと思います

これ以上お話しするとコストカットの話になってしまうので
この辺にしておきましょう

電化製品の進化のようにお家関係の商品も
どんどん性能がよくなっていきます
今最新のものを選んでも十年後は古くなってきます…
それでも最新のものを選ぶ価値はありますが
全てにハイになって慌てて選ぶよりは
冷静にお金をかけるべきところとそうではないところを
予算に応じてご検討いただけたら、と思います

外構工事や家具の選定、照明器具、カーテン
お皿などの小物、エアコン、家電製品など
新しく揃えたい!となったときに
そちらの予算も大事にとっておいてくださいね

今回はオプションをどう選んでいくか
について考えをお伝えしました

次回以降コストカット!についても考えてみましょう

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