源流彫刻師愛知彫涼

和彫りの図柄解説。 手彫りの技法や浮世絵の解読方法や、図柄の組み合わせ方。 隠された歴…

源流彫刻師愛知彫涼

和彫りの図柄解説。 手彫りの技法や浮世絵の解読方法や、図柄の組み合わせ方。 隠された歴史等を、投稿していきます。

最近の記事

玉取姫(豊玉姫)の意味

玉取姫(玉依り姫様)は、 飛騨王朝の大奥様で、大和(國譲り後前の神様)に嫁がれて要ると思います。 そして大和國譲り後に、 出雲の神様が龍の形になり、 玉取姫様は政略結婚で大和側に後妻で嫁いでしましたので、 龍の宝珠を持っていった為に龍に追いかけられています。 お乳岩が有名ですね‼️

    • 熊手=登竜門

      下から真鯉(大国主様)と緋鯉(恵比寿様)が昇って来られています。 ですので、大黒様と恵比寿さまの面もついています‼️ 一番上に、鶴が付いていると思います‼️ 鶴(体に五色しかありません)。 つまり同じ五色の鳥(鳳凰)だと、暗号が隠れています‼️ これで熊手も登竜門だと分かります。 分かりにくい場合は、私のNOTEの鯉のぼりの記事をご覧下さい‼️

      • 鯉のぼりの意味

        一番上の風車は、 風神(豊受皇大神様)=天の宝珠(龍の宝珠=穀物豊穣) 次、上から二番目の八魔矢(破魔矢)=登って来た人の欲望や邪気を打ち落とす。 上から3番目、五色鳥(鳳凰)の吹き流し。 四番目の真鯉(大国主様)=黒龍 五番目の緋鯉(恵比寿様)←ここをお母さん鯉と間違える方が居ます。←(鯉のぼりの歌に息子達と歌詞に書いてあります) 鯉も龍も同じ水神様ですので、 鯉のぼり龍門は、 この鯉のぼりから鯉(淡水魚)が滝を登って龍(海水)になるのではなく、淡水から昇るというこ

        • 水門破り(大和の国譲り)

          この図柄は、 ここで大国主様(白蛇様)の国譲りの際に亡くなった図柄であります。 この人物の名前を見て頂くと、その名の通り(因幡の白兎=大国主尊様)を表しています。 ですので二重彫りの図柄が、白蛇が亡くなったお姿の(黒蛇)となって暗号で隠されています。 水門の獅子は、隼人民族(当時の門番)を表しています。 本来は和彫りではありませんので、私は少し絵を描き変えさせて頂いて、縁起を良く直して彫らせて頂いています。 暗号の起こし直し方は、YouTubeでご覧ください。

        玉取姫(豊玉姫)の意味

          面散らしの図柄の意味

          面散らしとは祭りの縁日に、子供達がお面をかけて、走り回っている図柄であります。 当時祭りは、桜の神様の縁日に行われていたために、合わせる花(化粧彫り)は桜のみとなります。 外の花を添えると和彫りではなく、日本文化にない風習の為に、和風彫りとなります。 それぞれのお面の意味は、 (別記記載)します。

          面散らしの図柄の意味

          桜吹雪の意味

          和彫りの桜吹雪とは、伊勢外宮の神様(豊受大神様)を表す図柄です。 この神様は桜の神であり、神風の神様でありますので、絶対に風見切りとなります。 風見切り以外で彫られますと、海水浴に行きたいと言う飛んでもない意味になってしまいますので、お気をつけ下さい。 この神様の季節にお祭りをしておりましたので、面散らしは桜のみとなります。 (面散らし:別記事記載)

          鯉と合わせていけない花(化粧彫り)

          和彫りでの桜は、八重桜であります。 これは、八重桜の神様を伝えていくことが和彫りのお役目だからなのですが、別で記事を書いていますので、そちらをご覧ください。 🌸本題に戻りまして、 鯉や蛇は冬眠をする動物であるため、絶対に桜と合わせて彫ることがありません。 これは、初心者が良くやってしまう間違いなのですが、お客様に恥をかかせてしまう為、 お気をつけ下さい。

          鯉と合わせていけない花(化粧彫り)

          登竜門は書き換えられた歴史

          龍(海水神)が鯉(淡水神)になり、 滝を上って鳳凰(五色鳥)となる。 つまり、現在出回っている鯉が龍になる登竜門は和彫りではない。 書き換えられた歴史である。

          登竜門は書き換えられた歴史

          彫り物の陰陽の取り方

          古神道では、右手を水の手(陰) 左手を火の手(陽)とします。 陰陽統轄が決まりとなっていますので、水の手には1つ(陽)の図柄を、 火の手には1つ(陰)の図柄を宛がうのが習わしとなります。 🔯:例 陰の腕(陽陰陽:陰陽陽)等 陽の腕(陽陰陰:陰陽陰)等 と図柄を合わせます。

          彫り物の陰陽の取り方

          般若と蟒蛇(龍神信仰の始まり)

          般若様と大己貴命様は、ホツマツタヱでは夫婦という記述があります。 蟒蛇(大蛇)=うわばみと読む。 馬銜(はみ)=馬の口に噛ませ、手綱と繋ぎ、馬と意志疎通を図る為の馬具。 その馬銜と、蟒蛇様の蛇(はみ)を、語呂を合わせて蟒蛇般若という図柄を拵えさせて頂きました。 この図柄、どちらも神様となりますので、絶対に菊の花を添えるという決まりになっています。 般若様は風神様と同じ神様だという様な伝えもありますが、真意は別としてその様な記述もあります。 そして後に、鉄器を持って

          般若と蟒蛇(龍神信仰の始まり)

          九紋龍史進

          この図柄、日本を奪いに来た者から見て、(天下取り)の意味。 日本人から見れば、(クズ=九頭)つまり(クズ)の語源であり、 この図柄の意味も、和彫りでは(クズ)という意味の図柄である。 その後、歴史が複雑に絡み合って、 某宗教団体等に繋がる。 なので私はこの絵の注文は、 五色(五色龍)で大地を治める意味に書き換えて、彫っています。 この様に本来、お客様に真実の歴史を伝えるのが、彫り物のお役目です。 これが彫り物を着物から出ないように彫る理由。 (追記) 彫り師は差

          和彫りの鯉の図柄の意味

          良く夫婦鯉と言う物をお聞きしますが、 和彫りにでは、 真鯉と緋鯉を組み合わせた彫り物は、 真鯉(大黒様) 緋鯉(恵比寿様)を表しています。 これは、童謡の鯉のぼりの歌の歌詞を見て頂ければ、夫婦ではないと分かります。 この場合は神様ですので、添える花は菊となります。 語呂を合わせる場合は、 五匹:(御利益を得る) 七匹:(何でも来い) と語呂を合わせて図柄をきめます。 (追記) 夫婦鯉とは、夫婦石(自然信仰)と混合してしまっているのだと思います。

          和彫りの鯉の図柄の意味

          彫り師の語源

          彫物師(貼り屋=隼人)、 浮世絵師(蘇我氏)は、 当時、縦穴式住居に住み穴を彫って生活していた為に、(土を彫る)に掛けて(彫り師)と差別用語を作られ差別されてきた。 そして古代から土蜘蛛として虐殺をされてきた。 ですので、我々の家業では絶対に彫り師とは名乗りません。 名乗る方は無知であるだけですので、しょうがない事なのですが、 それとは別で、 日本を外国にしたい利権者が使っている場合もありますので、間違えられないように気をつけて頂きたい。 蝦夷、穢多、非人、 彫り師

          龍の色分けによる神様

          北=黒龍(大国主様) 紺龍=(スサノオ様) 青龍=(月詠様、もしくはスサノオ様) 赤龍=(恵比寿様=猿田彦神=キリスト) 白龍と桜=(瀬織津姫様) 又は、(菊理姫) 男神様には、阿を。 女神様には、吽を。 黄龍=(丑寅の金神様、麒麟) 麒麟は、黄色龍神。 和彫りの基本となります。 右手(陰)=(対の陽) 左手(陽)=(対の陰) 血縁関係等は、 ご自身で学んで下さい。 化粧彫りの花でも、 神様は変わりますが、 神様、 仏様には(菊)を添えるのは、彫り物で無くとも基本

          龍の色分けによる神様

          隼人民族の黥②

          前回投稿の隼人民族の黥、ご本人様から許可を頂きましたので画像を載せておきます。 この様に、現代でも隼人民族には10代後半で、 桃(桃瀬姫)を思わせる黥をご自身で彫る文化が残っている。

          隼人民族の黥②

          唐獅子牡丹

          唐獅子牡丹は、(大隅隼人)を表す図柄である。 旧暦の6月6日に武家幟を上げる文化がある為、縁日が初夏の牡丹となる為に、絶対に(牡丹)を合わせます。 つまり、和彫りには中国から来た図柄はありません。 古代中国の、殷王朝は日本が作った文明です。 大切な体、人生を頂戴する仕事ですので、業界の目覚めの、切っ掛けになれば幸いです。