第5話「何のために幼稚園行かせてんだろ?」の巻

幼稚園に入園する頃のムスコの様子はというと
・目についたものに飛びつく(好奇心が止められない)
・人が多いと舞い上がる(人との距離が近すぎる)
・ルーティンがある(必ずそのやり方じゃないとダメ)
・こだわりが強い(強すぎて自制ができない)
・偏食(野菜は入ってるだけで拒否)
・排便に苦戦している(3〜4日に1回ペース)

逆に、親がスゴイなぁと思っていたのは
・字が読めている(ひらがな、カタカナは読んでた)
・記憶力がいい(電車に関しては百発百中)
・優しい(泣いている子をなぐさめる)

このような感じなので、子ども同士のトラブルはあるだろうと。
なので、幼稚園に望んでいたことは…
親がいると、子ども同士がケンカになっても、どうしても止めてしまう。
ケンカの中で学ぶこと(痛み、思いやりなど)を、先生の立場で教えて欲しい。
見えないところでの、心の成長を期待していました。

不安と期待で幼稚園へ送り出し、リズムに慣れてきた頃
幼稚園帰り、近所の公園で遊ばせていた時
オトモダチに「かーしーてー」と言うのを目にしました。
『オモチャを奪っていたムスコが、成長してるんだ!』と感動したのを覚えています。

しかし、イマイチ幼稚園の先生の雰囲気がつかめず悩んでいました。
送迎時に門の前にいる園長は困り顔で
「朝はゴキゲンなんですけどねぇ…(パニクると手がつけられないんですよ)」
とか言われると、なんかスンマセンて気分にさせられるし
お迎えの時、担任からは
「今日はふざけて◯◯ちゃんを叩いて、注意したけど聞いてきれなくて…」
て言われたら、被害を受けた子や親に謝ったりしてたけど
なんかモヤモヤ〜としていたんです。

こっちもムスコが迷惑かけていると遠慮してたし
幼稚園の方が子どもに関しては秀でてると思っていたし
あと、こんな気持ちを誰かに言えるわけもないし

そんなこんなで、大きな事件はなく一学期を終え
4歳となり夏休みを迎えたのでした。
そして二学期を迎えたあたりから、だんだんと雲行きが怪しくなるのでした。

次回から、我が家が徐々に泥沼にはまっていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?