第1話「ムスコの登園拒否を経験して人生考え直す」の巻

いつか、だれかの、何かの役に立てば…と思いnoteへ記します。

生まれも育ちも京都(ほとんど奈良)の私が、結婚を機に横浜という都会へやってきて、出産し子を持つことで、少しずつ、少しずつ、自分の居場所を得たあたりからお話を始めます。

子どもって説明書なしで生まれてくるんですよねぇ。
だから授乳して、オムツ変えて、離乳食食べさせて、寝かしつけてを毎日毎日繰り返すうちに、なんとかその子が分かってくるって感じでした。
2歳になったくらいから、ウチの子ヨソの子と違うなぁと思うことがありました。
・手をつないで歩いてくれない(手を払いのけてダッシュ)
・公園に行くと他の子のオモチャを奪い取る(お前はジャイアンか)
・公園の全てのお母さん達の膝に抱きつく(お前はしんちゃんか)

中でも両親をホトホト困らせることがありまして…
オモチャ売り場にプラレールで遊べるコーナーがあるんですが
電車に激ハマり期のムスコは、絶対にそこから動こうとしない。
親が「行くよ」「ごはん食べに行こうよ」とアレコレ言ってもダメ。
親が少しずつ離れても、不安になって追いかけてくることもしない。
無理やり引き離そうものなら、烈火の如く泣き狂い、オンブされてても親の顔をプラレール売り場に向け、「オレはまだ遊ぶんだ!」とアピールする力が凄すぎて、1日の体力を根こそぎ奪われるしんどさでした。
もうため息しか出ず、泣き止ますのに1時間。
また周りの目が「あの子大丈夫!?」て言ってるようで…そこもしんどかった。
家族揃ってお出かけは、我々夫婦にとってかなり試練でした。

言葉が遅かったのもあるし、我々もモノで解決する(オモチャやお菓子でごまかす)やり方をしなかった。
あまりにも自分を通すパワーが強すぎて、他の子と遊ばせるのが怖かった。
泣かせるだけでなく、ケガさせるかもしれない怖さ。
だから公園で遊ぶ時は、私は社交的にならざるを得なかった。
ママ同士が知り合いだと、多少許してもらえるだろうと思って…
こっちから挨拶したり、相手の子を気遣ったり、ムスコを制御したり。
おかげで少しずつママ友もできたので、ムスコに感謝すべきかも(笑)

これが幼稚園のプレ(慣らし)に入る前のお話です。
次回はプレに入ってからのお話をしていきましょう。

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