仕事がるできる男は負けず嫌い!プライド高い系男子観察日誌
仕事柄、経営者さんをはじめ、多くのビジネスマンと出会ってきました。
みなさん、仕事ができて、しっかり稼ぐ男性ばかり。
そんな男性たちを長年観察してきましたが、銀座のクラブでは特に、プライドの高い男性に遭遇する確率が高かったように思います。
当たり前と言えば当たり前。
日本一の街。銀座に集まる男性たち。
私は、プライドが高いのは悪いことではない、と思います。
けれど。
「プライドの高い男性と付き合うのは、なかなか厄介だ」
と、個人的には思うこともあります。
なぜなら……
プライドが高い男性は、プライドが満たされなければ不機嫌になったり、プライドが傷つくと、ものすごーくヘコんでしまったりするから。
ちょっと付き合いにくそうな面も持ち合わせています。
今回は、そんなプライドの高い男性の観察日誌。
忘れられないエピソードのひとつ「男のプライドとフェラーリ」
“成功した男の証”といえば、フェラーリ。
街中でフェラーリを見たら、多くの人が「超高額」「贅沢」「お金持ち」「成功者」などのフレーズを連想しますよね。
銀座ホステス時代、お客様 Mr.Xとランチに出かけたときのこと。
Mr.X は自分の車で、私の自宅まで迎えに来てくださいました。
車は、メルセデスベンツ。
車に乗り、レストランに向かう途中、信号待ちで停車した際、たまたま隣に真っ赤なフェラーリが並んで止まりました。
真っ赤でピカピカ、存在感がハンパないフェラーリです。
横断歩道を渡る人たちの視線を集めています。
どんな人がフェラーリを運転しているのか。
みんな興味があるようで、直視はしないけど、チラチラと確認しています。
中には、写真を撮る男性も。
そういった気持ちもわかります。やっぱり、かっこいいんですね。
フェラーリを運転する気持ちよさは、こんな風に注目される部分にあるのかもしれないなぁ、と視線を集めるフェラーリを眺めながら思っていました。
信号が青に変わると、フェラーリはエンジン音を轟かせ、颯爽と走り去って行きました。
でも、話はここで終わりではなく……。
この様子を見ていた、運転席に座るMr.X は、なんとも不満気。
そして一言。
「俺もフェラーリ買おうと思えば買えるけど。近所の目があるから買わない」
と…………。
「えーーっ? 対抗心??」
と吹き出しそうになる、わたし。
「俺も買おうと思えば買える」ということばには、フェラーリオーナーに負けたくないという“対抗心”とプライドの高さが滲みます。
プライドが高いが故の、負け惜しみ??
「フェラーリ買えばいいじゃないですか!」
とも思いますが。
でも、今乗ってるメルセデスだって、1000万を軽く超えるんですよね?
「不要なプライドは早く捨てるに限る」
なんて思った記憶があります。
さて、こんなエピソードを書いてみましたが、私自身のプライドを考えてみると、割と簡単に捨てます。
「私ごときのプライドなんて、取るに足りないちっちゃいもの」
です。
そして、プライドを横に置いて行動してみると、得られるものが増えるから。
たとえば。
30代半ばにして、医者になるために大学に入ろうか…
と悩んだときに、
「10代の若者と机を並べて勉強するなんて、プライドがゆるさない」
なんて、プライドがむくむく湧き上がってきたとしたら?
そんなプライドいらないですし、プライドが行動の邪魔をしています。
やっぱり、プライドを横に置くべき瞬間ってあるんですよね。
観察日誌まとめ
プライドを持って仕事をするのはとっても大事。
不要なプライドは捨てるに限る。
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