メンタル不調とホームレス支援

私の会社がほぼ全社員精神障がい者を目指した企業を特例子会社で立ち上げるとコーポレートサイトで見かけた。その話をoutbackアクターズスクールの打ち上げですると、「そんなの建前でしょ」といった冷ややかな反応が返ってきた。数年間待機労働に甘んじてきた私は、確かにな、でもこの信じてない感じ、どこか似てるなと考えたら、ホームレスだった。私が「ホームレスの話を取材したい」と様々な場所やイベントに足を運んだ時、取材する事を告げると、「どうせ好き勝手書くんでしょ?あなたに何が分かるの(分かるわけないよ)?」といった疑いの眼差しで見られた。outbackに関わってみてその気持ちがよく理解できる。これは精神疾患に限らず、高次脳でも同じ事が言えるだろう。
でも、精神障害者を目指そうという試みは素晴らしい試みで、不十分であっても応援しないといけない。
不信の上に不信は生まれない。それは突き詰めるとコミュニケーションの問題だと感じる。より良い社会を作るには折り合いをつけながら、他者と関わらなければいないと私は思う。

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