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距離感

距離感が上手く持てる人と、上手く持てない人には明確に差が出てしまう。
そしてその距離感とは、『観察』と『バランス』が深く関わってくる
人との距離感は、見えない空間の配分と、自分の心のパーソナルスペースをどこまで許すかみたいな所だろうか。


そしてこの「距離感」は私生活の中にでも深く深く関係してくる。

仕事と自分の距離感。
恋人との距離感。
趣味との距離感。

色々な場面で適度な距離関係が成立する訳だが

忘れもしない、中1の時。
僕は完全に距離感を間違えた。 

当時、学校ですごく人気の高かった女子をわかりやすく僕も好きになった。
同じクラスだったし、席も近かったから良く話もしていたし、仲良くもあった。
中1にもなれば、彼女が欲しいなんて当然の欲求なので、なんとかして彼女をものにしたいと目論んでいた。

そんな矢先、凄まじい吉報が届く。
「〇〇ちゃんアイバ君のこと好きって言ってたらしいよ!」

「いやいや、嘘でしょ?誰が言ってたの?」

「隣のクラスの女子で話してる時言ってたみたい」

そんな事を聞いてしまった僕は完全に暴走モードに入りそれこそ「距離感」を間違えてしまう。
どう間違えたかというと、なぜか『彼氏スタンス』になってしまった。
まだ彼女の「真意」もきいていないし、なんならばそれまではただの、ちょっと仲良い友達位の距離感だ。

そんな状態にもかかわらず、何を思ったか、13歳の僕は彼女を束縛をしはじめた。

『俺いがいのやつとあんまり話すな』的なやつだ。
もう相手からすると「え?」って話だ。
なんでいきなり、そんな事言われなくてはならないのか。
別に彼氏でもない男から、
俺以外と話すなと言われる。
結果大々的に嫌われた訳だが、

やっぱり後から知ったのは、その彼女は僕のことを好きと言ってくれていたらしい。
そして、その後のぼくの行動に幻滅したとのこと。

早とちり&距離感間違いにより、見事に「訳分からんやつ」のレッテルをいただいた。
壊滅的なコミュニケーション能力だ。 
あの時もっと違う対応をしていれば何か変わっていたのだろうか。

ここまでの距離感間違いは、中1ながら
僕の海馬に鮮明に記憶されていて、
あれを経て「距離感」には人一倍きをつけるようになった。

まだ関係性が構築されていないのに、
友達口調

先輩後輩間での話し方

外部の仕事先の方との会話

私生活を送る上で沢山の人と人の距離を考える上で、
必ず相手を観察して、様子を伺い、バランスををみて、発言、行動する。

距離感とは、難しい。だけれども、人とコミュニケーションを取る上ではかなり大切な一つだとおもう


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