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いすといすの間

avoir le cul entre deux chaises

両親と暮らした幼少期も数えれば、30年近くをフランスで過ごしてきた。
フランスに憧れてそうなったワケでもなく、気がついたらそうなっていたワケで……。

ここ数年は、なぜか日本にいることが多い。

フランスにいるときには日本が、日本にいるときにはフランスが懐かしく思うもので、いつも何かに思いを馳せるノスタルジー癖は物心のついた時より身につけていた。(今ではそれが作品づくりの原動力になっているのかも知れない。)

Avoir le cul entre deux chaises の直訳は、二脚の椅子の間に尻をおく
ふたつの椅子にまたがって座っているイメージだ。すわり心地はわるい。
どっちを選んで良いか分からないとか、どっちつかずの状態のことを指す。

私は気に入っているけどね、このすわり心地の悪さ。




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アーティスト。1973年、東京都生まれ。1993年渡仏。フランスと日本を拠点に創作活動と作品発表を行なっている。「考現学的視点」で暮らしや風俗を観察し、今を生きる人々の物語を、鉛筆や水彩で描く。代表作に女性のパンティを調査し描いた学問的アート『パンティオロジー』がある。
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