秋山あい

アーティスト。1973年、東京都生まれ。1993年渡仏。フランスと日本を拠点に創作活動と作品発表を行なっている。「考現学的視点」で暮らしや風俗を観察し、今を生きる人々の物語を、鉛筆や水彩で描く。代表作に女性のパンティを調査し描いた学問的アート『パンティオロジー』がある。

あいさつはとっても大事

パリのおしっこおじさん編 まだ通貨がフランだった90年代半ばのフランスでの話。ボルドーの美術学校の学生で毎日が楽しく、ようやく酒場のフランス語にも慣れてきた頃だっ…

集めて並べた

記憶にある中で一番最初に集めて並べたのは小石だった。 幼少期にボルドーに住んでいた頃の話だ。6歳ぐらいだったのではないかと思う。 特別に綺麗なものやキラキラしてい…

はなくそパリジェンヌ

8年ぐらいパリの郊外に住んでいたことがあった。急行はひとつの駅で止まるから、途中で各駅に乗り換えてたどり着くような、東京で言えば小手指みたいなところ。静かで気に…

おんどりからロバへ

Passer du coq à l'âne 話をするのは好きだけど、どうやら上手ではないようだ。 話しているうちに、話題があちこちに飛んじゃうし、そもそも何を伝えたかったのかも分…

いすといすの間

avoir le cul entre deux chaises 両親と暮らした幼少期も数えれば、30年近くをフランスで過ごしてきた。 フランスに憧れてそうなったワケでもなく、気がついたらそうなっ…