9月30日(無垢な笑顔)
知らない人と画面越しに話す時代。
どこの誰だかよく知らない
顔も名前も知らない人たちと
優しい言葉かけあったり
くだらない言葉投げあったり。
ほんとうの顔かわからないような
加工した顔と体の写真をアップして
肉体をなくしていく私たち。
画面の中ではなくて
隣にいる人をちゃんと愛せているかなと
自問自答する。
子どもはほんとうに無邪気に笑う。
先日エスカレーターの前にのっていた
3歳くらいの男の子が
お母さんの顔を見上げて
ほんとうに嬉しそうに笑っていた。
あんなに誰かのことを好きで
この世界が心底楽しそうで
すべてを信頼しているような笑顔を
久しぶりに見た。
あの無垢なままの眼で
わたしもこの世界を見ていたいんだ。
17歳の頃からそう決めて生きてきた。
ある意味バカみたいに純粋なんだと思う。
いやただのバカなのかも。
どんなに騙されそうになっても
どんなに穢されたようになっても
やっぱり世界は美しい。
自分を信頼してるから。
わたしの観測する世界は美しいって決まってる。
そしてめちゃくちゃ面白い。
この世界を信頼して心底楽しんで
だれかを愛して笑顔で生きるってことが
やっぱりわたしのやりたいこと。
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