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先日、同世代女性の多いある会食でキムタクの話になったのですが、最後まで「私は中居くん派です!」が言えなかった私…。そんな私ですが、今回のテーマは先日行われた中居くんの退所会見にしました。

■私は中居正広がどれくらい好きか?

SMAPがデビューした頃は光GENJIや男闘呼組が全盛の頃。私はあまりその2つには興味を持てなかったのですが、夢がMORIMORIという深夜番組で自由に暴れまわっていたSMAPという6人組は大好きになりました。その中でも私は抜群にダンスがうまくみんなを明るくまとめて重鎮とも如才なく会話を繋ぐ中居くん推しに。ごく軽めのライトヲタくらいです。その後すぐにSMAPはとんでもないモンスターアイドルになり、私も歳を経てアイドルに夢中にならなくなりました。それでもかなり長い間中居くんが出ていたらTVのチャンネルを止めるくらいにはファンでしたが、あの残念なSMAP解散から、好きだった中居くんをここ数年見失っていました。

そして、ようやく私はこの会見で好きだった彼を再度見つけ、やっと自分の中のSMAPを一度終わらせることができました。

■「後悔する決断があっでもいい」中居正広

「後悔とわかっていても飛び込まないといけない瞬間というのは、人生の中で一度や二度はあってもいいんじゃないかと思えるようになった。そこに足を踏み入れる勇気というのも。そしてしっかりと後悔を受け入れるというのも大事なんじゃないかと思った。」

これは彼のジャニーズ事務所退所会見の中でも一番私が心打たれた彼のコメントです。

私は比較的「後悔とわかっていても飛び込まないといけない瞬間」が多い方なのですが、その後しっかり「反省ではなく、後悔」ができていただろうか?とこのコメントを聞いて以来ずっと考えています。

人生には取り返しのつかないことがたくさんあります。そういう時、私は寓話「すっぱい葡萄」のように、つい目を逸らしたり自分に都合の良い解釈をしたりして「しっかり後悔する」ことから逃げていたかもしれません。

■ 後悔を人生の一部と受け入れ、後悔を恐れない生き方

もちろん、後悔をしない生き方を選ぶことや後悔から逃げることが決して悪いとは思っていません。後悔ばっかりしていると病みますし。ただ、彼のコメントを受けて、後悔も自分の人生の大切な一部分とすることで人生のフルコースを味わい尽くしてみたい、そして後悔をしない生き方ではなく「後悔を恐れない生き方」を送る勇気が欲しい、と、私は改めて思いました。

これ以外にも今回のインタビューは団塊ジュニアなら刺さる至言の宝庫です。皆さんぜひよかったら、インタビュー書き起こし読んでみてください。

https://dot.asahi.com/dot/2020022100074.html

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