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ワーママ aiの時短勤務奮闘記4


人事部担当者からの思ってもみなかったメールが!

「もう一度課長に相談してみます。」と、返信したものの、日々の業務に追われ、課長にもう一度相談する気力もなく相談したところで解決しないことは分かっていたので、このことを考えるのも疲れていました。課長にもう一度相談することができず、人事部担当者Kさんへの連絡もしないまま、もう人事部から管理部門課長に言ってもらってしまった方が早いのではと思い始めていた時に、人事部担当者Kさんからメールが来ました。


「一緒にランチどうですか?」

Kさんのメールを開くと「一緒にランチをしながらお話ししませんか」の文字。びっくりして即返信。

「ぜひお願いします!」

直接話しを聞いてもらうことになったのです。しかもランチなら業務の支障にもならず効率もいい。なかなか結果を連絡しない私を心配して(あきれて?)ランチしながら話しをしようと思ったのかもしれません。直接会って話しができればアドバイスももらえるし、解決への糸口が最短ルートで見つかるかもしれない・・・。と、願ってもない機会に少し明るい希望が見えました。


人事部担当者Kさんとのランチ

同じ部署の時短勤務者O先輩も同席することになり、お昼休みに指定された会社近くのレストランへ。

人事部Kさんは、以前に開催された、育児時短勤務者セミナーの担当者だったので顔は覚えていました。40代くらいの女性で、優しそうな雰囲気の中にもしっかりとした芯の強さを感じる女性です。少し緊張していましたが、少しでも実りのある時間にしようと思い鼻息荒く望みました。

「忙しい時期で大変ですね。さらに、組織変更があっていろいろ大変なことは聞いています。」とKさん。私は状況を説明し、なかなか時短で帰れず、育児との両立が難しいということを話しました。

Kさんからは

・時短勤務申請をしているのに、残業が毎日続いてることは制度として成りたたなくなるので毎日にならないようにするべき。
・忙しくみんな業務量が多いので、時短勤務者も残業出来る日はフォローするなど協力はしていくことでスムーズな運用につながる。
・人事部から管理部門へお話しすることも可能なので、その必要があるかどうか
他部書で時短勤務者からの相談はあまりないので、他の部署は問題なく運用できている。

という話しでした。

ランチのお誘いがある少し前からは人事部から管理部門へ話してもらおうと決めていたので、最後に「管理部門へ人事部からお話ししていただけますか?」とお願いしてランチを終えました。

お昼休み、ランチしながらでしたので、お互いに要点をまとめて話す形になりましたが、人事部としての考え、またKさんの知識、経験も聞く貴重な機会になりました。こうやってわざわざ時間を割いて話しを聞いてくれたことにありがたく感謝しています。

関係部署に話しができたことで、気持ちもすっきりし、また、状況がよくなる事に期待が持て気持ちも軽くなりました。(と、言っても繁忙期なので仕事に戻れば脇目もふらず仕事をするのですが・・・。)


そして行動の結果は!?

後日人事部Kさんから「人事部から管理部門へ連絡させてもらいました。課長からすでに管理部門へ業務量過多の相談が来ているようです。」という内容のメールがありました。

もちろん課長も状況は重々承知しているので、部署全体の状況の報告と相談をしていたようです。管理部門から課長に話しがあったとすれば、課長から個別に話しとかあるのかな?

この状況だけど、少し改善のために介入してくれるかな?と、ドキドキしながら過ごしていました。


特になにもなかった。。。。

課長から何も言われることもなく、状況が変わる事もありませんでした。残りの繁忙期も業務量は変わらなかったので、延長保育をして残業をしながら乗り切りました。そして、そのまま繁忙期を終えたのです。

期待しただけに拍子抜けしてしまったのですがこの状況(他の人も規定の残業時間ギリギリ)だと、他の人に業務を振ることも現実的には考えにくいので理解はしています。私の起こした行動は課長に伝わったとは思います。
「行動をしたことで、困っている状況を周りに理解してもらう機会になったこと」が一番の大きな収穫だったと思います。

これからは、繁忙期もすぎて落ち着く時期になります。周りからの理解と協力を得られるよう、周りの人と調和と協力する必要があると感じています。


**あとがき**

私としては、業務量の調整を望んでいたのですが、すぐに解決することは難しい状況、環境だったことは理解しています。

今は、この経験を活かしながら自分にとっていい働き方、周りの人にもプラスになることに向けて動いていこうと思っています。


お読みいただきありがとうございました。

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