『死なないように稼ぐ。生き残るビジネスと人材』堀江貴文
堀江さんのビジネスの成功する原則
•小資本
•在庫もたない
•利益率
•一定の収入
この4つを確か新聞で読み『なるほど』となって、そこからアパレルせどりを本格化したのを覚えています。
それから堀江さんの事はじわじわ気になっていたので、書籍として彼の本を読んでみようと1番新しそうなものを図書館で借りてきました。
全体的に経営者目線の話なので、ブルーオーシャンの開拓や従業員をどのように使ってビジネスとしてまわすか、という内容だったかと思います。
心に残ったのは情報は民主化しているという言葉です。
今では知りたいと思った情報はSNSや動画でたくさん手に入ることができる、それこそ無料で秘伝やプロ直伝といった技を知ることができてしまう時代です。
対して、単なる知識や情報だけでは、価値が低くなってきているように思います。新鮮さが唯一の価値になっている節もありますよね。
せどりにしても、
メルカリの爆売れテクニックにしても、
調べようと思えばいくらでも情報は溢れて、無料の物でも利益率や再現性が高いものが手に入る。
おそらく、10人いたら10人に同じ事を伝えるだけの有料動画や有料テキストは価値が下がっていくのではと感じました。
とはいえ情報、知識、スキルを得たところで、それを実際に自分のビジネスやライフスタイルにおとしこめるかは別の話です。
堀江さんはライザップの例を挙げ、
『筋トレのスキルや技術そのものに価値はあまりない。大切なのは学びを継続させること』と言っていました。
ライザップはそのために個々人にあったトレーナーさんを揃えることに力を入れたそうです。
面白いのは、トレーナーさんは筋トレのプロではなく、コミュニケーションのプロから選んだこと。コミュ力の高い人に筋トレの指導法を教えたというところです。
堀江さん自身も飲食業で活躍されている背景を書きながら、『飲食業はAIや外注化がどんどん進み、オーナーが手にかけるところはほぼ無くすことができる。ただ、コミュニケーションに関しては人間に代われるものはない、食とエンターテイメントの融合が課題』と言及していました。
なるほど、これから求められる人間はまさしくコミュニケーション力がある人そのもの。
そしてちょっとしたユーモアとエンターテイメント性があれば完璧ですよね。(ローランド様とかまさにこんな感じだったかも。)
ストアカ講座はマンツーマンにこだわりたいので、人間の考え方、捉え方をきちんと理解しようと改めて思いました。
それはメルカリの販売にも生きるし、スキルを伝えるという講師業にもまさに必要な物だと感じています。
堀江さんの本は、私にとって次に繋がる本でしたね〜。さて、わしの読書の秋が始まった。
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