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メルカリで勝ち続けること(梅原大吾『勝負論』を読んで)

梅原大吾さんの勝負論を読んで、自分のメルカリ販売に置き換えて考えてみました!

まず、大前提として 勝ち続けること=成長し続けること
ということ。

メルカリでいう「勝ち」は単純に勝敗でいくならば「売れる」ことになると思います。となるとメルカリ、ひいては物販で目指すことは売れ続けることが大事という話が全編通して読み取れるわけです。

梅原さんはプロゲーマーなのでこの勝敗がハッキリしてたぶん、この発想に辿りつけたのかな・・・(ふつうの仕事や実生活で勝敗とかハッキリわからないですよねw かぐや様じゃあるまいし・・・w)

だいたい白銀が敗北してます。現在3期放映中


では、本そのままですがこの図①をごらんくださいっ

ゲームにおける白星が勝ち、黒星が負けです。
特徴的なのは、白星だろうが黒星だろうが、その試合が自分にとって成長に繋がれば「勝ち」という考え方をしているところです。これをすることで勝ち続けることができるようになる、というもの。

これメルカリに置き換えるとちょっと面白いかも。


たまたま仕入れ成功した1着がすぐに売れて利益がバーーーン!

一見して成功であり勝ちなのですが、メルカリは運要素ってかなりあると思ってます。(もちろん運の%を引き上げる工夫はできる)

古着で同じものが毎回手に入ることはほぼゼロ
このラッキーな勝ちから得られるものは瞬間的な利益だけで、長期的にみたら負けなのかもしれない。
(もちろんここから何か成長に得られるものが手に入れば別)



対して、

店舗7時間かけてウンウン悩みながらなんとか仕入れた1着が結局売れない・・もしくは損切・・・

ありますよね・・(涙)

でも、ここから得られる情報と体験はとても大きい。
これは長期的にみたら「勝ち」なんだと思います。

時給換算しても利益換算にしても明らかな負けであっても、この先同じような仕入れをきっと繰り返さず、自分の体験というパワーをもって未来にある危機を回避できるようになることが成長なのであって、長期的にメルカリで売り続けるために必要な「勝ち」のひとつなのだと思います。

しんどいけどねw


他にも、『壁にあたりながらセオリーを習得する』という話も理解しやすかったかも。

YouTubeで
「値段の末尾を98円にするといい」
「写真は正方形で明るく」
「目立つように枠をつけて」
「100円値下げにおススメなのはこの時間」

とかいろいろ言われているけれど、それなら末尾00円、99円、98円で反応の差を自分自身が比べる必要があるし、
写真の形だって長方形にしたり映画みたいに横長にしたりしてやってみればいいじゃないかという話。

実際に自分で試行して、それでyoutubeの言ってることが正しければそれでいい。



ノウハウに頼らず試行することの大切さは、いろいろな本で紹介されているけれど、印象深かったのは梅原さんが著書の中でその先について言及していたこと。

つまり、なぜこれをするといいのか。


非効率的だけれどこの地味な壁打ちプレーが、後半戦の伸び率に変わる。セオリーやノウハウだけだと、ある一定のところで頭打ちになるけれどそこから先に売上を作るのは地味な下積み作業だったりするよと解釈できます。


ただ、これはあくまでも職人気質の人向きの方法かも・・・・
自分はそこまで深くやるつもりはなく、古着が好きってわけでもなく、ほどほどに損しない程度に利益出してそれで終わりでよければノウハウやセオリーに頼って効率的にやる方法も一手ですね!


他にも感情についてとか、(ゲーマーあるある)
分解達人になって反復せよとか

格ゲーをとことん極めた頂上人ならではのマインドがてんこ盛り!

これ1度読んだだけだと「ふーん、そうなのね~」で終わってしまいそうだけれど、何度か読むと毎回発見がありそうな1冊でした(*'ω'*)

自分を冷静にみつめなおしたいときとかにまた改めて1からページをひらきたいと思います!




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