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商品とストーリーで勝負するブランディング

今回はちょっとメルカリ物販とは離れてます。
というのも最近は、障害福祉の世界に古着販売が活かせないかをずっと考えていて・・・

きっかけは、就労支援事業所A型の経営者さんへの古着販売コンサルです。
自分が教えたこと、伝えたことで仕組みが変わり、出品ページが見やすくなり、売り上げがあがり、スタッフさんや利用者さんのモチベが上がる!

と、良いことづくしのように書きましたが・・・課題はたくさんあります。ただね、6年間ひたすらメルカリでやってきた経験を、今度は社会のために使っていくこと、恩返しできるんじゃないかという一つの可能性に今はワクワクしてます。


そんな中、連休に旦那実家へ帰省し、子供を預けて弟嫁さんと二人でぶらぶら。
そこでみつけた1つのバッグを一目ぼれ。

裏地も可愛い


普通の主婦と比べれば、まあまあアパレルや服にさわってきた経験がありますが、生地の良さが伝わり、縫製がとても丁寧で、色や素材の素朴で優しい雰囲気に思わず「可愛い~~」となり手に取ってしまったのです。


弟嫁さんがこのメーカーの経営者さんと知り合いらしく、なんとB型事業所(障害などがあり一般就職できない方が働く場所)の利用者さんが製作に関わっているとのこと。


しかも綿の栽培から、糸づくり、染色、機織りとすべての工程を一貫して行う1点もの!!

この糸車、にほんむかしばなしとかで見たことある


びっくり

しかも7,700円ですよ!
綿から栽培して7,700円!?ここ日本よ?
どう考えても安いでしょ!!!!
はい買った。


ここで二つの気づきがありました。

1つは、就労支援事業所でも商品で勝負すことができる。
2つめは、これらの生産の背景を伝えることで「安い」「価値ある」と購入者は感じる。

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物作りに対するプライド、そしてそこにストーリーをのせることで、ブランディングができるんだなぁ
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ちょうどそのタイミングでマザーハウスの山口絵里子さんの本を読みました。


世界最貧国バングラディシュでアパレルブランドを構築した女性起業家のストーリー。《貧しいから・かわいそうだから買ってあげる、ではなく、お客様に良い商品と思って選んで買ってもらう》ことを目指し実現した姿はむちゃくちゃカッコいいです・・・


いやまあ、ものっすごく大変そうでしたが


本読んだ後にマザーハウスの商品ページを見ましたが

高いって思った?


本読むと、これまたなんだか安い気がしちゃうんですよwwww


おりもんやさんといい、マザーハウスといい、これらって就労支援事業所が展開するビジネスとしての理想モデルの一つになる気がするんですよね。

実際に、A型でいまやっているメルカリの古着販売は商品そのものでしか勝負してないわけですし。そこは自信とプライドを持っていいところだと改めて再確認。


そんなことを感じた連休の買い物と読書記録でした。でわ!




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