我が家の夫婦時間

突然ですが、産後の仮面夫婦歴３年を、どうにかうっちゃった我が家を救ってくれたのは、感染症の流行と週１回の夫婦ミーティング時間でした。

感染症の流行から、いままでの当たり前が当たり前じゃなくなって

自分の中に存在していた無意識の思い込み、いわるゆジェンダーバイアスが次々に明確になったこと。
夫婦関係に煮詰まって、自分に向き合う時間を努めて取るようになったこと。

その結果として採択した、「休前日の夫婦時間」。
これが想像以上に効果的だったので、一度しっかり記事にしておこうと思います。

曜日は基本的に金曜または土曜。

朝方のわたしは子どもたちと一緒に就寝しないとカラダがしんどいので、まずは一眠り。

夜型の旦那さんは眠りにつく前。洗濯などの家事を一通り済ませたら、わたしを起こしてくれる。

時間としては夜中の１時前後かな。

子どもたちのこと。
家族の予定。
自分の予定。
自分たちの想い。

普段子どもたちに遮られて、なかなか進まない夫婦の会話をしっかりする時間。

わたしはもともと自分の本心を言葉にするのが苦手なタイプ。

というか、根っからの「良い子ちゃん」なんです。
周りの期待に応えたい、必要とされる人間でありたい、という承認欲求はめちゃ高いけれど、周りの都合や状況がどうあったって絶対に叶えたい想いというのが判らない。純粋に、自分の心の奥底からの「こうしたい」という思いを表現したくても、自分の心を覗いてみても見つからないんです。自分で気付くことができない。

だから産後イライラモヤモヤしたことがあったとしても、本当の欲求を明確にできずに、きちんと要望にして旦那さんに伝えることができなかった。
自分の中でさえ、何が不満なのかが全くわからなかったから。

あまつさえ、不満やイライラを旦那さんにぶつけずにいることを

「わたしはこんなに我慢している！」

と、被害者意識に近い状態でいました。

それなのに、旦那さんからは

「感じ悪い」

「あなたがそういう態度を取る原因が僕にもあるんだろうけれど、そんなふうに否定される理由が全くわからない」

と言われ。びっくりしたと同時に、ショックでした。

むしろ旦那さんの一挙手一投足に傷つき悩んでいることを、子どもたちはもちろん友人にも旦那さんにさえも言えずに居るのに、わたしがあなたを否定しているの？！いつ？何でそうなるの…！？

おそらく、言いたいことが言えずに、LINEやメールで相談しても既読スルー。とはいえ喧嘩する時間も勇気もなくて独り相撲で堂々巡りしているうちに、纏う空気が無意識のうちに刺々しく・・もっとかな、メラメラと燃え上がっていたのかなと思います。

さらに追い打ちをかけるように、夜の営みも激減していたので。。。これもかなり欲求不満にさせていたようです。
何度か「このままじゃ外で済ませるよ？」と言われたことも・・・

でもこれも、わたしとしてはお誘いを断ったことはないし、忙しいし眠たいけど旦那さんのために月１は死守しようとわたしなりに気遣ってはいたので、不満に思われることが心外でした。

というわけで話を戻して「休前日夫婦時間」。

これが全てを解決してくれました。

前もって「この日は旦那さんに話を聴いてもらえる」という安心感があるので、わたしも余計にイライラしたり不安になったりすることがありません。

お互いに対して気になる言動があったとしても、「今度のミーティングで言ってみよう」と冷静に感情を記録して冷静に論理的に話し合うことができる。

そしてもちろん、営みの方も。

しっかり話を聞いた後はご褒美が待っているのも効果的に働いて（笑）、もう半年以上、ミーティングはほぼ定期開催されております。

余談ですが、わたしは「休前日」＝「金曜か土曜」と思っていたのですが、「祝日前」も「休前日」として数えるそうです（増えたｗ）。旦那さんもミーティングを楽しみにしてくれているようで、嬉しいです。

産後はどうしたって脳内シェアが子ども中心になって、
仕事を始めたら仕事への責任もあって、
とかくパートナーに対するケアを怠りがち。というか、甘えなんですけど。

協働パートナーなんだから、協力してもらって当たり前、共感してもらって当たり前だと思ってしまう。

それが実現されずに、不満がたまる。

だから、わたしたち夫婦はそのための時間を【毎週】最初から確保することにしたのです。

確保しなかったらなあなあで時間は過ぎてしまうので。（そして３年の仮面夫婦を産んだのです・・恐怖！）

取り返しがつかなくなる前に、二人で軌道修正できてよかった。
本当に感謝しか無い。

いつもありがとう。

追伸

「時間を最初から確保する」の考え方に

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