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理想の就活生を辞めたら、将来が見えた

私は現在大学4年生で、今年の8月まで就職活動を行っていました。

今回は、就活に悩む3年生に向けて、ちょうど就活をはじめたばかりで焦っていた1年前の私に言いたいことを失敗例を交えて書こうと思います。
まずは伝えたい。

”大丈夫、あなたにはそのままでもちゃんと魅力があるよ”

◉理想の就活生になろうとした就活初期

2020年6月までの私は、どんな企業も1次試験、一次面接は突破できるものの最終面接にはなかなか行けない。そんな学生だった。
興味をもった業界をマイナビやリクナビで検索して有名なところにエントリーし、本当に入りたいかは分からないけども1番興味ある職種をとりあえず受けていた。HPを読み込んで、会社の理想と自分を照らし合わせながら、ウケそうなエピソードを履歴書に書き、面接でも話した。
「君向いてるよ!」って言われたら嬉しくて、興味がないものに興味があるフリをしたりもした。嬉しかったんだから仕方ない。
新型コロナウイルスの影響で慣れないオンラインでの面接、ずれ込む採用日程に戸惑い、時には、不安で不安で仕方なく

「ココで差がつく!!」
「人事はここを見てる!!」 
                    みたいな記事や書籍を片っ端から読んで実践したりもした。the量産型就活生!

そうやって「どう見られるか」ばかりを気にしてた。今思うと、それが間違いだったんだけど、その時はそれが最短距離だと思っていた。あんたちょっとバカねって言いたい。当時の私は、就活を経て、というより就活で認められたいがために企業の理想に自分を合わせていくことで、どんどん自分自身が分からなくなっていた。

「就活って気持ち悪いな…」
そう気づいたのは、7月の上旬、ある日。
夜中のマックで面接対策をしている時だった。闇夜で鏡となった窓に映る自分を見たとき、「何やってるんだろう…今答えた内容って本当に私かな…」
就活気持ち悪いなとふと思った。いや、嘘だ。就活ってものに最適化しようとする自分が1番気持ち悪かった。

ゆっくり深呼吸をして、もう一度自己分析をした。
「どこで働くか」大事だけど、私にとってはそこで何ができる、どんな人と働くかの方がずっと大事だよね。「言葉で人を幸せにしたい」ちっちゃい頃からの夢、忘れてない??

素直になると、大切なことが思い出せた。

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◉就活やり直し

そこからの私は、会社の規模や業界というよりも「何をしたいか」をベースに会社を見るようになった。wantedlyで「マーケティング」と調べて、インターンでも新卒でも学生に対して募集している企業を探し、ホームページを見て、理念に共感できる会社を一つ一つ絞り込んでから受けるようにした。

そして、きっと素直な私は運がいい。
株式会社zealsという、素直にvisionにも人にも共感できる会社に出会った。面接で話す人話す人が自然な状態のまま共感でき、迷わず入社を決めた。UXライターという職種は、シナリオが好きで人が好きな私にぴったりな仕事ですごくびっくりした。

「なんか人と出会う才能あるよね」って幼いとき言われた言葉を思い出した。

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◉今と今後の私


私は、2021年2月から株式会社zealsで内定者インターンとして働く。
UXライターという職種でチャットボットのシナリオ設計を担当する。   言葉で需要に応えていく仕事だ。
2月になったら、人にどう見られるかばかり気にすると気持ち悪い自分になるぞ!!ってことを教訓に、素直に「言葉で人を幸せにする」という気持ちを持って働いていきたい。忘れそうになったらこのnoteを見返そう。

また、マッチャーをきっかけに、11月から入社までの3ヶ月間、
株式会社EXJOYにインターンとして入ることになった。
「言葉で人を幸せにしたい」という思いで繋がった縁だ。
人の人生の物語を形にしていくのだという。
「ノンフィクション作家」と小学生の時に書いた夢、そこからずっと持ってきた思いをしっかり言葉にすることでこんな出会いがあるなんて!やっぱり素直になると運がいい!短い間だけれど、心からの想いだからこそ、今できることを真摯に言葉を、心を紡いでいきたいと思う。

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