プロンプト(ChatGPT)で使えるビジネスフレームワーク36選
はじめに
前回はプロンプトエンジニアリングとは?でしたが、今回はビジネスフレームワークをプロンプトと組み合わせることで、よりChatGPTを便利に使えることがわかったのでご紹介したいと思います。ビジネスフレームワークとは、ビジネスにおける課題解決や意思決定を体系的に整理・分析するための考え方のことです。たくさんの考え方をツールとして使いこなせることで、より効果的に情報やアイデアにアクセスすることができるようになります。それぞれのビジネスフレームワークの詳しい定義はここでは割愛しますが(私も全部は知りません笑)記事の最後に、目的別に36手法をリスト化してみたのでよかったら見てみてくださいね。
なんでプロンプトにビジネスフレームワークを使うのか?
ビジネスフレームワークをプロンプトに使うことで、より簡単に体系的な答えを導き出すことができます。ビジネスフレームワークは、ビジネス戦略の構築に欠かせない枠組みですが、それをプロンプトと組み合わせることで、高度なプロンプトをわざわざ自分で考えなくても、効率的にアイデアを引き出すことができてしまうんです。それでは、これからフレームワークを使ってプロンプトを作ってみたいと思います。
3つのフレームワークを試してみた!
文章を書くことが大の苦手な私ですが、ChatGPTの素晴らしさを伝えたいと思って始めたこのnote。ChatGPTの力をかりてPVを伸ばすにはどうしたら良いか下の3つのフレームワークを使って考えてみました。
マーケティングファネル
AIDMA
オズボーンのチェックリスト
1.マーケティングファネルを使ったプロンプト
noteのPVを最大化するための手段についてマーケティングファネルを使って作成してください
2.AIDMAを使ったプロンプト
noteのPVを最大化するための手段についてAIDMA使って作成してください
3.オズボーンのチェックリストを使ったプロンプト
noteのPVを最大化するためのアイディアについてオズボーンのチェックリストをつかって作成してください
いかがでしたでしょうか?ビジネスフレームワークを使うことでシンプルなプロンプトで、効率的かつ効果的な答えが導き出せたかと思います。頑張って36という多くのビジネスフレームワークを集めてみたので、ぜひ、みなさんもビジネスフレームワークを使ったプロンプトを試してみてくださいね。
目的別ビジネスフレームワークリスト
戦略・分析フレームワーク
MECE (Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive): 問題解決のための要素を排他的かつ網羅的に分類するアプローチ。
ロジックツリー: 問題や目標を分解し、論理的に構造化する手法。
3C分析: 企業 (Company)、顧客 (Customer)、競合他社 (Competitor) の3つの要素を分析する手法。
4C分析: 顧客価値 (Customer Value)、コスト (Cost)、便益 (Convenience)、コミュニケーション (Communication) の4つの要素を分析する手法。
SWOT分析: 企業の強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) を分析する手法。
5forces分析: 業界の競争状況を5つの要素(競合他社の脅威、新規参入の脅威、買い手の交渉力、供給者の交渉力、代替品の脅威)で分析する手法。
PEST分析: 政治 (Political)、経済 (Economic)、社会 (Social)、技術 (Technological) の4つの要素を分析する手法。
マッキンゼーの7S: 企業の戦略的パフォーマンスを共有価値 (Shared Values)、スタッフ (Staff)、スキル (Skills)、システム (System)、構造 (Structure)、戦略 (Strategy)、スタイル (Style) の7つの要素で分析する手法。
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント (PPM): 企業の製品ポートフォリオを管理し、最適化する手法。
バリューチェーン: 企業の価値創造プロセスを分析する手法。
VRIO: 企業の資源を価値 (Value)、希少性 (Rarity)、模倣不可能性 (Inimitability)、組織 (Organization) の4つの観点から分析する手法。
マーケティング・セールスフレームワーク
4P分析: マーケティングミックスを製品 (Product)、価格 (Price)、プロモーション (Promotion)、場所 (Place) の4つの要素で分析する手法。
AIDMA: 消費者の購買行動を認知 (Attention)、興味 (Interest)、欲求 (Desire)、記憶 (Memory)、行動 (Action) の5つのステージで捉える手法。
AISAS: 消費者の購買行動を認知 (Attention)、興味 (Interest)、検索 (Search)、行動 (Action)、共有 (Share) の5つのステージで捉える手法。
ビジネスモデルキャンパス: 企業のビジネスモデルを9つの要素で分析・設計する手法。
マーケティングファネル: 顧客が購買に至るまでのプロセスを段階的に捉える手法。
CVCA (Customer Value Chain Analysis): 顧客が価値を感じるプロセスを分析する手法。
STP分析: 市場をセグメント化 (Segmentation)、ターゲティング (Targeting)、ポジショニング (Positioning) の3つのステップで捉える手法。
AARRRモデル: ユーザー獲得 (Acquisition)、活性化 (Activation)、継続 (Retention)、紹介 (Referral)、収益 (Revenue) の5つの指標でビジネスの成長を分析する手法。
ポジションニングMAP: 製品やサービスの市場での位置付けを2つの軸で表現する手法。
SPIN: 営業手法で、状況 (Situation)、問題 (Problem)、含意 (Implication)、ニーズ・ペイオフ (Need-Payoff) の4つのステップを用いて顧客のニーズを引き出す手法。
BANT: リードの資格を確認するための基準。予算 (Budget)、権限 (Authority)、ニーズ (Need)、タイムライン (Timeline) の4つの要素が含まれる。
問題解決・思考フレームワーク
PDCAサイクル: プロジェクト管理や品質改善に用いられるサイクル。計画 (Plan)、実行 (Do)、評価 (Check)、改善 (Act) の4つのステップが含まれる。
GROW: コーチング手法で、目標 (Goal)、現状 (Reality)、選択肢・機会 (Options)、意志 (Will) の4つのステップを用いて問題解決を促す。
ECRS: 問題解決のためのアプローチで、除去 (Eliminate)、変更 (Change)、縮小・拡大 (Reduce/Expand)、代替 (Substitute) の4つの要素が含まれる。
KPT: プロジェクトやイベントの振り返りで使用される手法。良かった点 (Keep)、悪かった点 (Problem)、改善すべき点 (Try) の3つの要素が含まれる。
ジョハリの窓: 自己理解と他者とのコミュニケーションを促進するためのモデル。オープンエリア、ブラインドエリア、ヒドゥンエリア、アンノウンエリアの4つの領域が含まれる。
重要-緊急マトリクス: タスクを重要性と緊急性の2つの軸で分類し、優先順位を決定する手法。
ピラミッドストラクチャー: 情報を階層的に整理し、論理的な構造を作る手法。
5W2H: 問題解決や計画立案に用いられる手法。何を (What)、いつ (When)、どこで (Where)、誰が (Who)、なぜ (Why)、どのように (How)、いくらで (How much) の7つの要素が含まれる。
ABC理論: 思考や感情、行動の関連性を理解するためのモデル。起こった事象 (A: Activating event)、信念 (B: Belief)、結果としての感情や行動 (C: Consequence) の3つの要素が含まれる。
オズボーンのチェックリスト: 問題解決やアイデア創出のための質問リスト。
親和図法: 問題解決やアイデア創出のために、関連する情報やアイデアをグループ化する手法。
連想マトリクス: アイデア創出のために、さまざまな要素や情報を組み合わせて新たなアイデアを生み出す手法。
形態分析法: アイデア創出のために、要素や条件を組み合わせて様々なシナリオやアイデアを生成する手法。
マンダラート: アイデア創出や目標設定のために、中心から放射状に情報を整理していく手法。
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