楽天時代100以上の事業ポートフォリオを見た経験から、AIMのポジショニングは極めて優れており、確実に伸びると感じた
こんにちは、AIメディカルサービス(以下、AIM)の採用広報チームです。
今回は、経営企画責任者として活躍している金井さんにインタビューをしたので、弊社への転職を検討中の方にはぜひご一読頂ければと思います!
学生時代について教えて下さい
高校生の時に、9.11(アメリカ同時多発テロ事件)やその後に起こるテロとの戦いを見て、「紛争やテロ対策」に強い関心を持ち、一橋大学へ進みました。
その頃の取組みで印象に残っているのは、大学後半から大学院にかけてカメラマンとしてドキュメンタリーの撮影をしていたときのことです。キプロスというポスト紛争地のような現場に言語も分からないまま飛び込んで、大学教授の力を借りてではありますが、大統領、官僚、市民の方々にインタビューをすることができました。その甲斐もあって、キプロス問題のドキュメンタリーは、NHKに採用されたりもしました。
そのような活動から、学生の時に考えていた進路は就職というよりは研究者か国連でしたが、勉強していくうちに国連の影響力に疑問を持ち、「民間から社会を変えていこう」と考え、公共性が高くまた当時インターンでもお世話になっていた三菱総合研究所へ就職することにしました。
今までのキャリアについて
三菱総合研究所では、大手企業の経営戦略、海外事業戦略、新規事業開発などさまざまなプロジェクトに携わらせて頂きました。約6年半勤務をしたのですが、最後の2年間は大手ビールメーカーの経営企画部に人材交流の一環で出向して新規事業開発等を担当していました。
コンサルティング会社から事業会社への出向はとても新鮮で、コンサルタントとして見えてなかった大企業独特のメカニズム、特にどのように意思決定がされて大きな組織が動くのか、もしくは動かないのかを学ぶ機会となりました。
事業会社を経験したことから事業の楽しさを知り、次のチャレンジとして自分が事業を回す側になりたいと思い、動きの早いIT業界で、かつ大手企業でインパクトのあることをしていきたいと探していたところ楽天と出会い、転職することにしました。
楽天という企業は、前職で出向していた歴史のある大手企業とは違い、新卒から終身雇用でつくられる組織ではなく、新卒はいるものの中途入社が多く、かつエッジのたった方々で構成され、非常に刺激のある環境でした。
特に印象に残っている仕事の一つは、グループ戦略推進室の室長として楽天全体の戦略を立案してリードしたことです。楽天は独特のエコシステムがあり、いろいろな事業シナジーを考えるのですが、事業が100以上あるため、それぞれの事業の業績と相互の依存関係を考慮しつつも、全体でエコシステムが回るよう戦略を立てることはかなり難易度の高い仕事でしたが、非常にやりがいがありました。
約4年半が経過し、その当時取り組んでいた経営層特命案件である楽天モバイル事業の立ち上げが契機となり転職を考えるようになりました。というのも、モバイル事業は、まず国内でのシェア獲得が必須で、それには時間がかかることが想定されます。私が楽天に入社した動機の一つに「日本からグローバルに展開できる事業に携わる」というものがあり、そのような仕事にチャレンジできるのが、かなり先になると思われたからです。
AIメディカルサービスへの入社経緯
転職を考えた当初、医療に対して強い関心はなかったのですが、求人メディアでAIメディカルサービス(以下、AIM)の求人を見た際に、「グローバルに向けてAIという先端技術で勝負しようとしている」ことに面白味を感じ、面接を受けてみることにしました。
事業の説明を受けて、今でも驚いたことを覚えています。というのは、楽天時代に100以上の事業ポートフォリオを見た経験から、伸びる事業と伸びない事業には一定のパターンがあって、その8割くらいは事業の”ポジショニング”で説明できると思っておりました。
今の時代はグローバルでNo.1を取れないと最終的には生き残るのが難しいと考えており、そのためには明確なMoatに囲まれた市場を構築できるかが重要になります。別の言い方をすれば、アメリカの著名起業家であり投資家であるピーター・ティールの言うような「小さくても独占できる市場」を橋頭保として、グローバルジャイアントとの競争を避けながら、世界に拡大する勝ちパターンを描けるか。AIMの事業を伺ったときに、まさにこの事業パターンに乗っていると思い、チャレンジしてみたいと思いました。
最終的には、いくつかの企業よりオファーを頂いていたのですが、「本気でグローバルにチャレンジできる」、「裁量を大きく持てる」ということが決め手となりAIMを選択しました。
現在の仕事について
経営企画が役割ですが、裁量大きくいろいろなことをやっています。具体的には、経営企画はもちろん、組織設計や広報、IR、政府渉外など幅広く携わっています。人が少ないのも理由ですが、これから組織や仕組みを作っていくことが多くやりがいを感じています。
将来の展望としては、企業価値として時価総額1兆円を狙いたいですし、そこにもっていくのが自分の役割だと考えています。それはグローバルとして存在感がある基準だと考えているからです。とはいえ、今の事業だけだと上手くいったとしても数千億円程度が限界だと思われるので、いろいろな事業展開が必要だと思いますが、まずは足元からしっかりと固めていきたいと思っています。
応募を検討している方へのメッセージ
一緒に働きたい人のイメージは、冷たい頭と熱い心というバランスでマインドセットができている方が良いと思っています。業務の目的だけを見据えて仕事をし続けるのは、人間なのでしんどいと思います。ですので、「成長のために」という視点を持つことである程度の血と汗と涙みたいなものが必要で、それを許容できる人と一緒にチャレンジしていきたいと考えています。
また、ポジションにもよりますが、上位レイヤーになると、さまざまな領域が重なり合ってプロダクト開発をしていることから、組織を横軸で見られる人、そして強い地頭と人間関係を含め課題を突破できる人が必要だと思います。
最後に、日本からグローバルに価値を届けたい、もしくは、日本からグローバル企業を創りたいという人には、チャンスがある会社だと思っているので、ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう!
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