唯我独尊
ゆいがどくそん。
世の中で、自分ほど偉いものはないと、自惚れること。
私たちは時として過ちを犯す。
「○○は✖︎✖︎すべきだ」
「○○してやってるのになんだその態度は」
そう、それは、まるでこの世で自分が一番偉くなったかのように。
周りの人を蔑んだ目で見下す。
「あんな貧乏人より、自分を優先すべきだ」
「お客様は神様だから偉いんだ」
「そんな仕事をしている奴と一緒にするな」
でも残念だけど、本当に偉い人、徳を積んだ人は、
そんな事をひけらかさない。
そうしなくても、周りにはちゃんとわかる。伝わる。
それどころか、自分よりも周囲を優先させる
余裕を持ち合わせている。
何より、周囲が認めていない事には、
何もはじまらないのだ。
だから、本当に偉い人は、誰かに対してマウントとったりしないんだ。
独りよがりな意見を押し付けたり、
思い通りにいかないからと、
わざと傷つくような言葉を言ったり。
そんな事をしている人は、自惚れるにもほどがある。
もし、本当に唯一無二の高尚な存在になりたいと願うなら、
人の意見に耳を傾け、
人の行動を素直に称賛し、
自分に無い物を持っている人への敬意を忘れないこと。
間違っても、攻撃をするような人生を歩んじゃだめなんだから。
唯我独尊、それは人として生きていくのなら、
一番恥ずかしい厨二病でしかないんだよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?