「~amane in my head~ #Ep24 リバティの月(2019年2月)」
今回は少し面倒な話になったため、2019年2月の天音ちゃんは途中ちょっとしか紹介出来ません。
実は先日、#17「アイスの月」で「ODDISEE」の「OWN APPEAL」を紹介しましたが、その際のイヤな予感が的中しました。
兄からいつもと違う手紙が届きましたので、その内容をお見せします。
とのことです・・・
音楽を紹介するのは楽しいですが、正直私自身の話なんてどうでもいいんですよね・・・
ただ、天音ちゃんのことはどうでもいいのか?と聞かれればそんなことはないのですが・・・
まぁ、曲は良いとは思うので私の話に興味がない方は一番下までパッと飛んじゃってください。
では、少し長くなりますがよろしければお聞きください。
私の本当の名前は「L-Catty」といいます。
某ケーキ屋さんにも同名のキャラクターがいますが、あちらは同じ「L」でも「ラブリーキャティ」ちゃんでまったく別の子です。
ちなみに「L」というイニシャルは私がブラックミュージックに傾倒するきっかけを与えてくれた「L-BOOGIE」という1人のフィメールラッパーから拝借しています。
「L-BOOGIE」とは即ち「ローリン・ヒル」、ヒップホップグループ「FUGEES」の紅一点MCであり、多くの人々に影響を与えた私がとても尊敬する方です。
そして彼女はヒップホップ、R&B、ソウル、レゲエなどの音楽ジャンルだけでなく、世代、国境、人種、性別などあらゆる垣根を大きく飛び越えた「THE MISEDUCATION OF LAURYN HILL」という作品を創り上げ、音楽史に名を刻みました。
私は彼女の音楽やルーツを毎日のように研究しました。また、来日した際はライブへも足を運び、私にとってローリン・ヒルは憧れの存在でした。
ただ"憧れ"ではありましたが"寄り添ってくれる"ような存在とはまた少し違ったんですよね・・
しかし、彼女を知った繋がりで大切な1曲と出会うこととなりました。
その曲を歌うアーティストとは、レゲエの神様である「ボブ・マーリー」の娘であり、父親と同じ音楽の道へ進むことを選んだ1人の女性です。
その曲では「Who You Be(あなたは誰になりたいの?)」という言葉が繰り返されます。
彼女はボブ・マーリーや、彼の息子であるローアン・マーリーとの間に子供を授かったローリン・ヒルのような世界的大ヒットを生み出してはいませんが、自分の音楽を追及すべく20年以上に渡り活動を続けています。
天音ちゃんはアイドルに対して強い想い入れがあり、自分もアイドルになることを選びましたが、この月にもこんなことを呟いていました。
はたから見れば「可愛いのに何言ってるの?」とか「じゃなんでなったの?」とか思われるかもしれませんが、幸せは「何を持っているか」ではなく「感じられるかどうか」がすべてです。
天音ちゃんのことを知るにつれ、彼女はいつも「何かを探している」ような印象を受けました。
人は「今日をどんな1日にするか?」「どんな自分になりたいのか?」「どんな人生にするか?」を多かれ少なかれ考えます。
今回紹介するこの曲は私が進みたい道を考えるきっかけをいつも与えてくれます。
ひょっとすると天音ちゃんがなりたいのは「浅川梨奈」さんでも「佐々木彩夏」さんでもなく「自分らしい自分」であり、探しているのは「月足天音という無二のアイドル」なのかも知れません。
天音ちゃんがロックやヒップホップを探すのは何となくそういった理由な気がします。
そして私の「L」が何の略かはもうバレてますよね?・・・はい、タイトルのとおりです(笑)
天音ちゃんなら必ず「なりたい自分」になれるし「探しているもの」も見つかると思います。
それではよろしければお聴きください。「Steph Pockets」で「My Crew Deep」です。
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