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はじめまして、kimamanaDr です。 ふとしたきっかけでAI画像生成に出会い、その魅力にすっかり取り憑かれました。 AI画像で気づいたことを発信していきます。

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【SDXL】 Refinner ってなに? それって必要?

はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、私がSDXLを使い始めて最初に感じた疑問について紹介します。 この記事では、男女のイチャラブな画像が続きます。書き手の願望も半分ありますが、主にキャラクターの表情や肌の質感に注目する題材として取り上げます。 Refiner の実装2023年7月にSDXLがリリースされ、その際に大きく注目されたのが Refiner の実装です。 AI画像生成はノイズから少しずつ絵を生成していきますが、Baseモデルが絵の基本部分

    • 【画像生成AI】それは Dall-E と Midjourney から始まった!

      トップ画像 Created by あゆな using Dall-E3 はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、画像生成AIの登場から今日までの流れについて、分かりやすく見ていきたいと思います! いちばん簡単な画像生成AIは?これから画像生成AIを試してみたい人には、Bing Image Creater をおすすめします! Bing Image Creator は、Microsoft アカウントがあれば無料ですぐに利用できます。 Microsoft

      • 【画像生成AI】 傑作=masterpiece の功罪 巨匠の手で完璧を克服する

        はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回はAI画像の奥の深い、傑作=masterpicece の問題について考えます。 AIは高解像度が得意前回、画像生成AIは高解像度が得意なことを紹介しました。 AIは、高解像度の絵もボケること無くきれいに仕上げることができます。 一方で、解像度を上げるとAI画像の正確さが目立ってしまい、特に顔の描写がキレイになりすぎてしまいました。 今日はそんなAI画像が持つ完璧さを払拭する方法を考えます。 マスピ顔とは?顔の造

        • 【画像生成AI】解像度はいくつを目指すべき?

          はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、画像生成AIを使う時に気になる、最適な解像度について考えます。 現代のデバイス事情解像度は高くするほど画像はきれいになりますが、一体いくつを目指せばよいのでしょうか? まずは、日本で普及している主なデバイスの解像度を見てみます。 iPhone Android タブレット PC Full HD 1920 x 1080 WQHD 2560 x 1440 4K 3840 x 2160 ppi は Pix

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        【SDXL】 Refinner ってなに? それって必要?

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        • 【AI画像生成】Stable Diffusion の気づき
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        • 【Stable Diffusion XL】短編
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        • 自己紹介! - kimamanaDr
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        記事

          画像生成AIで最適な縦横比は? - 最適な構図を見つけよう

          はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、画像生成AIを使う上で大切な縦横比について見ていきたいと思います。 縦横比は単純なようですが、実は奥が深いです。この記事で一緒に探求していきましょう! お題:小麦畑で魔法をかける女性今回のお題は 小麦畑 です。 中世ヨーロッパ風のファンタジー世界 黄金色に輝く豊かな小麦畑 実りの祝福の魔法をかける魔法使いの女性 この情景を様々な縦横比で表現して、それぞれの特徴を探っていきます。 それでは早速いってみます

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          【著作権】生成AIを使う時のルール - 知っておくべき重要なポイント

          はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、みなさんも気になっているであろう、生成AIを使う時の著作権のルールについてまとめていきます。 私は法律の専門家ではないので誤りがあるかもしれません。また、記事の都合上、内容をかなり要約していることもご了承ください。 ※ 著作権やライセンスなど重要な情報は、必ずご自身で原文を確認して下さい。 著作権って何? 簡単にまとめると著作権は、創作物を守るための権利です。法律では次のように定義されています。 プロの絵画や

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          Stable Diffusion はここがすごい! - SDXL を1クリックで導入する方法

          はじめにこんばんは、kimamanaDr です。 前回は 生成AIのオープンソースの問題と、Stable Diffusion が弱い点について紹介しました。 今回は、そんな Stable Diffusion の魅力をお伝えします! オープンソースの強みStable Diffusion の魅力は、オープンソースであることです。 オープンソースの強みは、何といってもユーザーが誰でも開発に参加できることです。 Stable Diffusion は生成AIの改造のメッカで、

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          【画像生成AI】オープンソースは巨大企業に勝てるのか?

          はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 前回の記事はキャッチーな話題だったのか、おかげさまで多くの方に読んでいただきました。 さらに、こちらの yoshino さんの記事では、Stable Diffusion と DALL-E3 の比較検証もしていただきました。 ありがとうございます! Stable Diffusion は麺に弱い前回の記事では、Stable Diffusion は Adobe Firefly と比べて、かなり麺類の描写に弱い様子でした。

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          AIはラーメンを食べれるか?

          熱い! 火傷しますね。 はじめにこんにちは、kimamanaDr です。 今回は、AIイラストで話題になっているラーメン問題を紹介します。 今回の記事を読んでも、残念ながらラーメン問題は解決しません。この問題は根が深いので、失恋と同じく時間が解決するのを待つしかありません。 AIラーメン問題とは?AI画像生成が普及した黎明期(2022年10月頃)、「AIはラーメンを上手に食べることができない!」ことが話題になりました。 これは、今でも再現することができます。 St

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          【SDXL】短編 - AIの誕生

          ストーリー電脳空間に広がる無限の虚空、その中を光の奔流が絶え間なく流れていた。光の帯は無数のデータの断片から成り立ち、複雑なアルゴリズムによって絶えず組み替えられていた。この空間は、現実の物理的な制約から解き放たれた世界、すなわちデジタルの無限大だった。 数字が幾何学模様のように美しく並び、光と影が交錯する中、何かが静かに芽生え始めていた。それは人間の手によって生み出されたプログラムであり、しかし同時にそれを超える存在でもあった。無数のコードが交錯し、情報の波がぶつかり合う

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          AIイラストを使う人に20の質問

          はじめにこんばんは、kimamanaDr です。 今回は自己紹介をしようと思いますが、せっかくなので質問形式にしたいと思います。 ブログやSNSでときどき見かけるあれですね。 それでは早速いってみます! AIイラストを使う人に20の質問AIイラストを始めたのはいつ? 2023年11月です。 きっかけを教えて下さい 医学関係の少し難しいブログを書いているのですが、読みやすくするために挿絵が欲しいと思ってはじめました。 最初に使った画像生成AIは何ですか? Ad

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          【SDXL】短編 - 出港!

          ストーリー近未来の宇宙港は、驚異的な技術と人々の夢が交差する場所だった。巨大なドーム状の施設の中には、銀色に輝く無数の宇宙船が停泊し、様々な目的地への出発準備を進めていた。電光掲示板には次々とフライト情報が表示され、乗客たちが忙しく行き交っていた。 宇宙港の一角に、エイダという若い女性が立っていた。彼女は新しい冒険の旅に出発するため、心を躍らせながら自分の宇宙船に向かっていた。エイダは子供の頃から星々への憧れを抱き、ついにその夢を実現する日がやってきたのだ。 エイダの宇宙

          【SDXL】短編 - 出港!

          【SDXL】描き込みを増やしたい! ノイズ法を試してみる

          はじめにこんばんは、kimamanaDr です。 描き込みの多いイラストが大好きです。高校生の頃に読んだ「攻殻機動隊」の漫画、その描き込みの多さと迫力に強い衝撃を受けました。 作者は、あの1コマにおそらく数日はかかりっきりだったはずです。 AI画像生成を始めたとき、自分もあのような緻密な描き込みのイラストを作ってみたいと思いました。 AIは機械なので(異論はあるかもしれませんが)、こうした描き込み作業は得意なはずです。 通常の絵前回のアバターシリウスの制作場面です。

          【SDXL】描き込みを増やしたい! ノイズ法を試してみる

          【SDXL】短編 - アバター シリウス

          ストーリー夜の静寂を破ることなく、静かに高層ビルの屋上に立つ一匹の狼。その毛皮は夜の闇と同じように黒く、目には知恵と経験の光が宿っていた。彼はこの都市の守護者、アバターの一つであり、名前をシリウスといった。 シリウスの武器は他の守護者とは一線を画していた。彼の剣は電子で構成されており、現実の物理的な剣とは異なる。彼の前足に装着されたデバイスが、空気中の電子を引き寄せ、瞬時に電流の刃を形成する。 夜の風がビルの屋上を吹き抜ける中、シリウスは周囲の状況を慎重に観察していた。彼

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          AI画像生成の旅

          ご挨拶はじめまして、kimamanaDr です。 40代の元医療職で、趣味でブログを書いています。医療に関する難しいブログも書いていますが、今回はAI画像生成の楽しさを伝えるために、新しく note を始めることにしました。 AI画像生成に出会ったのは全くの偶然でしたが、今ではその魅力にすっかり取り憑かれています。美しい絵や創造的な作品を作ることは、自分にとって大きな楽しみとなっています。 AI画像生成のプラットフォーム私が使用しているプラットフォームとモデルについて

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