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【講師:ヤマタケさん】AIと作る未来を想像する AI未来検討会#2(タスクの自動化)

【AI未来検討会】とは?

 AIがもたらす未来は、もはや誰にも予想できません。
少なからず私たちの生活や仕事、社会全体に影響を与えることが考えられます。
人間とAIが共存することで、より効率的で便利な社会が実現する一方で、AIによって失われるものや、人間の役割が変化することによる課題も生じることが予想されます。
【AI未来検討会】では、専門家の方や既にAIを活用されている方をお招きし、活用事例を知ることでAIとの明るい未来をどう切り拓いていくか参加してくださった皆さんで学ぶ会です。

◆内容

・AIを実際に活用している方、AIに知見のある方をお呼びしてのセミナー
・原則水曜21:00~22:00開催予定(参加無料)
・カジュアルにAI活用事例やAIの未来について語る会です。
 (夜も遅いのでドリンク片手にといった感じで参加ください)
・後々はオフラインのセミナーや規模を大きくした会を開催していく

「AI未来検討会」Peatixはこちら↓(ぜひフォローください)

◆運営メンバー(プロモーター)

ころすけ
メディア関係の企業に勤める会社員。文系出身。
2023年はAI学ぶ。
【Twitter】https://twitter.com/korosuke_tv

ウエツ
No.3代行(経営者のスキマ時間づくりをお手伝い)を事業として行う。
現在は8社掛け持ちパラレルワーク。
※「No.3代行」詳しくはこちら
【Twitter】https://twitter.com/threetno3

ツノ
セールスライターの経験を活かし、AI活用の未来を一緒に考える。
現在は、リベラルアーツの知識をベースに「ひとの幸せをつくる」サポートをしている。
【twitter】https://twitter.com/ippei088

#2スピーカー:ヤマタケさん

第2回目のスピーカーはヤマタケさん。
テック系ブログ、YouTube、twitterを中心にGAS(Google Apps Script)やChatGPTなどのAIによる業務効率化の情報発信をしています。

AIというとクリエイター業界(ライター、イラストレーター)が盛り上がっていますが、

AIの本来の役割である、人をサポートするというコンセプトを考えると業務効率化や自動化に役立つアイディアが色々と見えてきます。

そのあたりを、スピーカーであるヤマタケさんに語っていただきましたので、ご紹介いたします。


ブログ:https://auto-worker.com/blog/

◆職業:GASによる業務効率化

普段はメディア系企業で働きながら、GAS(Google Apps Script)による業務効率化を行なっております。

他には、テック系ブログ運営やSEO対策。最近ではGhatGPTとLINEを組み合わせたモテチャットGPTというAIによる恋愛相談のサービスもリリースしました。

◆経緯:自身の業務経験からのアイディア

もともとは、広告のIT(アドテクノロジー)を担当していたのですが、

  • 解析アプリ立ち上げの煩わしさ

  • クライアントコンテンツのアクセス数の確認漏れ

  • 日々のアクセス解析というルーティーンワーク

など、業務上のちょっとしたストレスや非効率な作業をなくす為、タスクを自動化することをやりはじめました。

◆なぜ業務効率化が必要か?

各企業の部署単位で、働き手が不足しているという現状があります。

人が足りず、時間も限られている、しかし仕事のクオリティは維持しないといけない。

そういう状況が見えた時に、どこかで業務を効率化させて時間を確保しなければいけません。

その手段としてAIやRPAによる業務効率化が効果的あると思っています。

◆業務効率化とは?

ルーティンワークや単純作業をプログラムやロボットに代行してもらい、余った時間で人にしか出来ない作業を実施するというのが基本コンセプトです。

『業務効率化=ロボットやプログラムによる完全自動化』

と思っていただければいいです。

具体的にどんなことをやってもらうかというと、

  • Web上で情報やデータを集めて資料にまとめる

  • チャットアプリの会話内容をスプレッドシートへバックアップしておく

  • 取引先の返信メールの下書きを自動で生成する

普段の細々とした、ルーチンワークを自動化することで、例えば1つのタスクを10分効率化ができれば、1年単位で考えると相当な時間を捻出できます。

◆業務効率化×AIの活用事例

では、実際にAIを業務効率化にどう活用するのか?
ここでは、AI×GASを活用した事例をご紹介いたします。

  • Gmail受信での返信文案を下書き保存

  • Slackチャットボットをオンラインで

  • キャッチコピーなどをスプレッドシートに出力

  • Web上の英文レポートの自動収集+翻訳+要約

  • LINEやtwitterボットを作成して自動運用

これらは、ほんの一部ですが、アイディア次第で様々なサービスが展開出来ます。

◆AIのメリット・デメリット

AIのメリットはやはり時間短縮に繋がるところだと思います。
作業で一番時間がかかるのが、取り掛かり。

例えば、ブログであればテーマや構成などを決めて、それから、内容を書いていきますが、そもそも何を書こうかというアイディアがないの事の方が多い。

そんな時でも、AIを活用すればいくつか案を出してくれるので、ほんの少しの取っ掛かりでもあれば、後の作業がスムーズに進はずなので、効率は格段に上がるはずです。

逆にデメリットは正確性だと思います。
成果物はもちろんお客さんに送るメールに対してもまだ人による最終チェクっは必ず必要なレベルです。

そのため、業務のタスクを完全に自動で回すということはまだ困難であると言えます。

◆AIを使った副業や復業は可能でしょうか?

可能だと思います。AIを使った副業のパターンは主に3つあると考えています。

  1. AIの成果物を利用する(ライティングなど)

  2. AIの使い方を教える(プロンプトなど)

  3. AI×GASを使ったサービスの提供(業務効率化など)

その中でも、いちばんのオススメは2番のAIの使い方を教えるです。

プロンプト関連のノウハウを自分で集めてnote上でコンテンツ化することで副業でも対応できるかと。

ちょうど、ゴールドラッシュの時に、金を採掘した人よりも、ツルハシやデニムを販売した人儲かったようなイメージです。

AIが叶える未来

仕事になぜストレスを感じるかというと、自分がやりたくないことをやらされるからだと思います。

現在では、それが仕事だと割り切ってストレスフルに頑張っている方でも、AIの導入により、そのようなストレスが少しでも解消されるはずです。

つまり人があまりやりたがらない作業をAIが担ってくれることで、もっと働きやすい環境になると思います。

例えば、マニュアル作成ですと、作業動画をAIに読み込ませ、その様子を言語化してマニュアル化してくれます。

それだけではなく、英訳にしたり、動画をキャプチャしマニュアル上に貼り付けるということもしてくれます。

その間に人は、他のクリエイティブなタスクをこなしたり、休暇を取ったりとすることができます。

将来、ワード、エクセル、パワーポイント、グーグル検索と横並びになって、AIに作業を任せるということが当たり前になる時代がそこまできていることを実感しました。

次回のAI未来検討会

AI未来検討会は毎週水曜日の21:00〜22:00開催してます。
次回は2023年3月15日となります。
ご参加いただいた方々でAIについて「あーだこーだ」と語りたいと思いますので、是非ご参加ください。
【AI未来検討会】の情報はTwitterアカウントでも発信しております。
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