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自分の人生を生き切るのって難しいの?

岡林あいこです。

「私の人生、私が主役」
と言って生きています。
実際そうだと思うし、
私の代わりに生きてくれる人はいません。

施設で生活するようになり見えてきたものと、
私の家族について考えていくうちに、

「もしかして、
自分の人生を"生き切る"って難しいの?」

という思いが湧いてきました。

特定の人を批難する意図はありません。
あくまで「私が見た世界」だと思って
読んでいただければ幸いです。


私の家族

私と母は、見た目も性格も考え方も全然違う。
親子とはいえ、他人。

「あんたの好きにしたらええ」
と言うくせに、好きにすると不機嫌になる。
(ように見える)

威勢のいいこと言うわりに、
他人の評価をめちゃくちゃ気にする。
あんまり言うとディスってるみたい笑

私が生まれた時から、
私に振り回されてるんだと思う。
「好きにしたらいいやんか」
って、母自身に言ってるんじゃないか
と邪推してみたりする。

*:†:*:†::†:*:†:*

リハビリ専門病院に入院中に、
リハビリ見に来てと母に言ったことがある。

「治療のことはお医者さんに任せてるし、
リハビリのことはPTとOTに任せてる。
私があんたの世話する訳でもないし、
興味ないわ」

かぶせ気味に返ってきた言葉を聞き、
衝撃的すぎて、笑うしかなかった。
時間が経ってから、
めちゃくちゃ、寂しくなった。
けど、言わなかったのは、
母に素直になれる間柄ではないからだ。

*:†:*:†::†:*:†:*

私が施設に入所してからは、
今後のことについてよく話す。
私自身は、死ぬまで施設にいるつもりはない。
けれど、これはまだ母には言ってない。
貯金しろだの、稼げるうちに稼いでおけだの、
これも「好きに」させてくれない笑

「私(母)が死んだ後のことは
〇(弟の名前)に頼んどいたから」
先日、突然言われて驚いた。
私は私で、
成年後継人について調べていると告げる。
「お金かかるやん」
お金かかっても何でも、弟はアテにならない。
と私は思っている。

*:†:*:†::†:*:†:*

ところで私には、8才の息子がいる。
キャバリアの男の子だ。

私の癒しであり、家族だと本気で思っている。

2020年5月に離婚してから
翌年私が死にかけて強制入所するまで
一緒に暮らしていた。
強制入所が3月なので、もう1年会っていない。
息子は元ダンナ氏の家にいて、
時々動画や画像が送られてくる。
8才といえば高齢犬。
まだ、体は元気で食欲旺盛だが、
片耳はもう聞こえてないっぽい。

彼が生きているあいだにもう一度会いたい。
切実に。。。


自分の人生の「終わりかた」

さて。
舞台を施設に移そう。

ここは「身体障害者支援施設」
大半が高齢者で、生活のほぼ全部の介助を受けている。
たまたま今日もそうだったけれど、
日曜日だろうが深夜だろうが関係なく
突然容体が悪くなり、
病院に連れていかれる人がいる。
2週間にひとりペース。
めちゃくちゃ多いと感じる。

施設から行くので職員さんが付き添うが、
病院に着いてしまったら後は家族の出番。

「延命措置は望んでいません」

いざという時、大体の家族がこう言うらしい。
(職員さんに聞いた話)

”望んでない”のは誰?

施設での生活が30年以上続いているAさんは、
自己決定ができて意識があるうちに、
人生の終わりかたを残していると教えてくれた。

これ、ほんと大事。

「臓器提供希望しますか?」
と同じくらいに大事だと思っている。

人生の大半を離れて過ごした家族に、
自分の終わりを決めてほしくないとAさんは言う。
私は、Aさんの言葉に首がもげそうになった。


最後にコーチっぽいことも。

私は今40代だけど、
去年自分が死に直面したこともあり、
人はいつ死んでもおかしくない
という実感がある。

コーチとして、未来を照らす立場でもある。
いつ死ぬかなんてわからない。
わからないことを考えるんではなく、
自分の描く未来に向かって
「今、挑戦できること」をやろうよ。
自分自身、こういう生き方をしたい。

あなたも、こうしなさい。
とは言わないけど、
自己決定できるって"当たり前"じゃないよ。
とは思う。

*:†:*:†::†:*:†:*

最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

こんな考えもあるんだなぁ、
と思ってもらえたら嬉しいです。
そして、ご自身の未来が描きたくなったら、
ぜひお話を聞かせてください。

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