見出し画像

活かすはおのれ次第/お金は…会社次第

こんにちは!あいみです。

約10年看護師として病院などに勤務し、「産業保健」未経験でこの世界に飛び込んで1年目(2021年2月現在)。
あれもこれも勉強しなきゃ!とがむしゃらに資格や検定を受けた1年でした。

今回のタイトルについて
きっかけは先日、産業保健に関するおしゃべり会に参加をした時の話題。

それは「ぶっちゃけ産業看護職になってから取った資格は仕事に活かせているのか、収入につながるのか?」というもの。

がむしゃらに取得をした私、その質問に答えるべく実際にどうなのかをまとめてみました。

今年1年で取得したあれこれ
①第1種衛生管理者(資格手当あり)
②心理相談員(THP心理相談担当者)
③ストレスチェック実施者
④メンタルヘルスマネジメント検定2種(資格手当あり)
⑤健康経営アドバイザー
 健康経営エキスパートアドバイザー
⑥卒煙サポーター
 禁煙学会認定指導看護師
⑦食品衛生責任者
⑧両立支援コーディネーター(2021年3月追加)

あくまで、あいみ個人の場合です。

産業看護職全体としての意見ではないことをご理解の上読んでくださいね。各資格や検定の詳細については省略!

「収入になるか」は、弊社では「資格手当」なるものが存在しますので、それを収入として考えています。

弊社は資格手当に設定されている資格を取得すると、毎月の資格手当該当額が給与と一緒に振り込まれます。

資格取得に際して発生した下記費用も全額補助(要審査)
・講習会などの費用
・受験料
・登録料
・受験会場への交通費
・更新が必要な場合は更新費用

福利厚生として、一部の資格はeラーニング対応となっていて講義視聴などが可能。
ありがたや!
数千円の手当を毎月×12回×〇年とすると十分にもとは取れます。
月々の「収入」とすると微々たるものではありますが。

※資格手当額、「諭吉」」→「野口」に修正しました(2021.2.6)

①第1種衛生管理者
業務に活かせているか:
産業保健の基本となる関係法令や労働衛生の3管理など、今の業務に欠かせない知識を学びました。今も業務において知識は活かされてます。
収入になるか:
資格手当の対象であり、弊社は5野口。
②心理相談員(THP心理相談担当者)
業務に活かせているか:
学んだメンタルヘルスに対する知識や各種技法は、実際の事例などは部署内で共有をして業務に反映することが多少出来ている…かな。
収入になるか:
なりません。
受講資格の敷居がそれなりに高く、産業保健スタッフや各事業所のスタッフに積極的に受講をしてほしく資格手当の対象にしてほしい!と頼んだのですが実現に至らず。
③ストレスチェック実施者
業務に活かせているか:
業務上必要なので取得。講習でも改めてストレスチェックの概要や流れなどを学ぶことが出来、その知識は社員さんへの説明時など活かされています。
収入になるか:
なりません。
④メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
業務に活かせているか:
管理監督者目線でどのような対応をしていくかを学ぶことで、実際に現場で部長さんたちにどのような対応をしていけば良いのかなど伝えやすくなりました。
収入になるか:
資格手当、2野口がつきます。ちなみにⅠ種になると5野口。


⑤健康経営アドバイザー
 健康経営エキスパートアドバイザー(2021.2月追加)
業務に活かせているか:
弊社はホワイト500取得(2020年度)し、グループ会社や関連会社から「うちも健康経営について教えてほしい!」というお話がありました。その際に微力ながら健康経営における産業看護職の役割などお伝えしています。
収入になるか:
なりません。資格手当の対象にしてほしい!という意見を伝えましたが話は進まず。
⑥卒煙サポーター/禁煙学会認定指導看護師
業務に活かせているか:
肩書、「ハクをつける」という意味ではとても役に立っています(笑)弊社の受動喫煙対策を今後さらに積極的に進めるため、自分の強みとしてこれから更に活かしていきます!
知識をつけたい!という場合は卒煙サポーターで十分です。
収入になるか:
なりません。自分の自己満足に近い。ですが業務へのモチベーションになっています。
⑦食品衛生責任者
これは趣味で取得。
ですが弊社のグループ会社では資格取得補助対象だそう。職種によっては(飲食関連など)では収入になりそうですね。

資格手当は大前提として「取得した資格を業務に活かすために会社が補助をする」もの。
弊社は技術職が多いのでその方面の資格手当は種類もあります。私は「事務職」のくくりのため、選択肢が少ない。
資格手当のつく簿記や秘書検定も面白そうですが、優先度は低い。

産業保健分野での資格を補助してくれる企業は少ないのかなという実感もあります。
社内に1人、という場合も多い産業看護職の資格取得補助は企業側もどのような資格が必要なのか分からず補助対象にしにくいのかな?とも思うのでそれは産業看護職の働きかけも必要と考えています。
それには実績も必要ですね!

働きながらの取得と、転職時に取得済では評価が異なり収入につながるものもあるかもしれません。

こうなると他社さんの資格手当が気になります!


長くなりましたが

まとめ
取得した資格などを活かせているかは、個人差が大きい、かつ業務内容にもよる
収入となるかは、「収入」をどう考えるのかによりますが、弊社のように資格手当のつくものに関しては「収入になる」

私の場合は 
①「知りたい!」という個人的な興味
②資格手当(収入)
③業務に活かせるか 
という優先順位で勉強をしています。

ぶっちゃけ自己満足のものだらけです。収入につながっていない!

勉強するならば「業務に活かす」ことを目的にしたいと思うものの、やはり少しでも収入を増やしたく資格手当対象の資格を狙いがちです。

ですが収入第一でも「履歴書にたくさん取った資格を書きたい!」など人それぞれで良い!

目的は様々ですが、働きながら勉強することは大変ですよね。
これから勉強する人、ただいま勉強真っ最中の人にとって良い結果となりますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?