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行ってみよう!やってみよう!

お元気ですか!あいみです。
学会、参加をしていますか?
私はWEB参加の経験はあるものの、現地参加は未経験。
今回は学会の運営ボランティア・スタッフという形で現地参加をしてきたのでまとめ

学会参加は分かるけど、なぜ運営ボランティアも?
それはある認定制度の「社会貢献」として扱われるからです。

◇学会運営ボランティア・スタッフは「社会貢献」の1つ◇
産業保健看護専門家制度の「登録要件」の1つ、「社会貢献」。
登録者が専門家試験を受験するために提出する書類にも「社会貢献報告書」があり、この社会貢献は避けては通れない道。

公式HPより

公式HPにも「社会貢献とはどのようなもの?」と説明が記載されています。

産業保健看護専門家制度における”社会貢献”の考え方
意義
◇産業保健看護職として産業保健の社会的認知を広げるための活動
◇産業保健看護職として産業保健活動の中で人的ネットワークや視野を広げるための活動        
◇産業保健看護職として実地教育を通して後進を育成するための活動

公式HP「社会貢献の考え方」より

産業衛生学会や関連する学会での運営スタッフ参加、執筆活動などと具体例が示されています。
上級専門家となると、学会での運営委員や実行委員などが含まれますが、登録者はそこまで求められてはいません。
また、「社会貢献」にはこなすべきノルマはないようです。

産業保健看護専門家制度「登録者」である私は、この「社会貢献」を行うべく学会の運営スタッフとして参加を決行!

「産業保健看護専門家制度」についてはこちらをどうぞ。

登録制度の要件を満たすことも理由ですが、今後自身も学会発表を行いたいと思っているので現地での様子を知ること、そして学会運営に携わることも貴重な経験と思い参加をした次第です。

①2022年3月に名古屋で開催の第29回日本産業ストレス学会
②2022年5月に高知で開催された第95回日本産業衛生学会
以上の学会にスタッフとして参加。
今回、①第29回日本産業ストレス学会の参加を例にします。

参加までの流れ◇
学会や学術集会のHPに「学会運営スタッフ募集」「運営ボランティアを希望される方へ」などの告知がありますのでそこをチェック。
学会開催期間の3ヵ月前には募集を終了することが多いので、早めの日程確保が大切。


こんな感じで掲載されています
第29回日本産業ストレス学会HPより

申し込みの際に「社会貢献証明書」の発行希望の有無が問われますので、「希望する」にチェック。
申し込み後、学会開催約1か月前頃に運営より正式な運営スタッフ参加の依頼と、参加日のお知らせがきます。
当日担当する業務・用意するもの・服装・集合場所など事前に連絡が来ました。

◇運営スタッフ~当日~◇
事前にスタッフ用の資料などをもらえる場合には熟読して当日の集合場所へ向かいます。
集合をすると、ミーティングなどが行われます。そこで自分の役割を確認。

運営スタッフ・ボランティアといっても多岐に渡ります。
〇出入口での案内
〇クローク受付
〇社会医学系専門医協会認定単位などの担当
〇講演会会場でのアナウンス
etc・・・

会場責任者がいますし、運営マニュアルなどをもらえるので、やったことのない業務でも大丈夫!
お昼はお弁当も配布されます。

Q:ボランティア中は講演を聞けないの?ずっとお手伝い?
A:手伝いの内容によります。私の場合は空いている時間は自由に講演を聞きにいってOKでした。

Q:ボランティア内容は自分で選べる?
A:自分が参加をした2学会では、事前に運営委員のほうで役割分担をしていたので、自分では決めることは出来ませんでした。

Q:ボランティアの日にちは選べる?
A:申し込みをする時にボランティア希望日の確認があります。会期間中全部、1日だけ、など選べました。

Q:学会会員はボランティアをすると参加費用は無料?
A:無料ではありません。学会員として参加費用を払った上で、ボランティアとしても参加をしました。
非学会員の方、また各学会によって異なるかと思います。

各自持ち場での仕事が終わればボランティア・スタッフ業務は終了です。
参加した2回とも、大きなトラブルなく終了。

ボランティアに関しては終了時のミーティングはないようです。

参加のお礼として、お土産をいただきました。
これもまた良い思い出となります。


社会貢献証明書

運営より、「社会貢献証明書」をもらいます。
こちらの証明書とともに、「参加証明書」も後日専門家制度の手続きの際に提出が必要です、大切に保存しておきましょう。

◇参加をした感想◇
実際に体験した感想として
〇同じボランティアスタッフとの交流・情報交換が何よりも充実していた
〇どのような人が学会に関わり、どんな流れで進行しているかを運営側として見ることが出来た
〇自分の名前と顔を売るチャンス

「共催」という形で地元のさんぽセンターや大学、企業などの方が運営に参加されていました。
そうした方と名刺交換をして、「関東からお手伝いにきました」と伝えると話が弾みます。
意外と狭い産業保健界隈、どこで誰とご縁がつながるか分かりません。
自分の名前と顔を売る絶好のチャンスだな、と私は思いました。

あと、お会いしたい方(Twitterでつながっている方など)には「今、〇〇会場のスタッフをしていますので、お時間があればぜひ!」と自分のいる所へ来ていただいてご挨拶をする…なんてこともやっていました。

今後もまた運営ボランティア・スタッフとして参加をしていきたいと思っています。
このような形で「学会参加」をしてみるのもオススメです。
学会参加については、ガチ先生のnoteもぜひ参考にしてください!


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