見出し画像

「真ん中の子」になる「娘」が笑顔でいられるために始めたコーチングの話。

第3子の育児休暇中にも関わらず毎日勉強と起業準備の日々ですが、今日はどうしてライフコーチという職業を第2の職業として選んだのかについて書いていきたいと思います。それは、3人目が生まれるがために「真ん中の子」になってしまう娘に、「ママはずっとずっと大好きだよ」と伝え続けたかったからなのです。

子どもたちを抱えての転職で必死な日々

息子が3歳、そして娘が1歳の頃、1社目を辞めてフルタイムで転職しました。中途入社者であり、かつ2人も子どもがいるということで、私自身「どうにか結果を残さなくては」と必死で働いていました。ありがたいことにリモートでの作業も許容されていたので、毎朝5時起きで1時間仕事して、夜中も12時超えるまで仕事をするなどして、とにかくがむしゃらでした。

娘と関わる絶対的な時間は少なかった

息子が1歳の頃は、保育園に入れず育児休暇を延長することが出来たので、風邪をひいたり発熱したりしても傍にいて看病してあげることができました。でも娘の時は、どうしても仕事に穴をあけるのが怖くて、具合が悪いときは頻繁に病児保育を利用していました。内心、「なぜこんなにも思い通りにいかないのか。一生懸命働きたい時にブレーキがかかってしまう」と焦っていたし、娘にも伝わっていたのかなと思います。娘には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、病児保育に嫌がらずに言ってくれたことは当時ものすごく有難く感じていました。

休園がきっかけで解放された娘の心

娘が3歳の頃まではそのようにいろいろな力を借りつつがむしゃらに働いていましたが、新型コロナウイルスが世間で騒がれるようになると、在宅が中心の勤務になりました。保育園も何度か休園があり、子供たちは家で私といる時間が急激に増えたのです。そうすると、彼女の心の中で私の存在が大きくなっていったのでしょう。これまでの我慢が解放されたのか、「ママ、ママ」と求められることが増えていきました。彼女が欲しい愛情の器と私があげられる愛情の量が嚙み合わない。

「どうしてこの子は満足しないんだろう」
「この子は何を考えているんだろう」
「私はもうこれ以上できないのに」


彼女の気持ちを本当の意味で分かってあげられない自分に腹が立つとともに、どうしようもない現状に不安でどうしようもなかったのを覚えています。

ジャーナリングでつづられた心の不安

当時、ジャーナリングをしていたのですが、そのころは毎日のように娘との関わりに関する不安を吐露していたのを見つけました。

「真ん中の子は・・・」と周囲に言われていた頃の手記
どのような関わりを持てば娘に響くのかを考えていた
とにかく娘のことを考えていたことが分かる

娘が「愛されている」という実感を持てるようにするにはどうすればいいのかー-毎日、毎日そのことだけを考えていた時に、「親子コーチング協会」について知る機会がありました。3人目を妊娠したときは数か月間切迫早産だったため休職を余儀なくされていましたが、横になる日々で書いた当時のジャーナリングには、こう記されていました。

平らな道ではないけれど、広報の他に自分ができること、心からしたいと感じることが出来る自分になれるようにパワーアップしたい

第3子出産前に書いたもの

この時、親子コーチング協会のHPを見て、「これだ!私のしたいこと!」と、感じたのです。前駆陣痛に耐えながら、HPをくまなく読み込む自分がいました。それと同時に冷静に考えていたのは、子供へのコーチングだけではなく、私のように育児や仕事の両立に悩む方々のサポートもできるようになるべきではないかということ。「親子コーチング協会」での学びに加え、大人へのコーチングもできるように、国際規格を満たしたコーチングスクールである、「コーチングプラットフォーム」でも学ぼうと決意しました。その日から私の学びと起業の育児休暇の日々が始まったのです。

「ママ、たくさんの人を笑顔にしてね!」

コーチングプラットフォームでの学びは14ヵ月間、親子コーチング協会での学びはさまざまな段階を経て現在5か月目です。現在は親子コーチング協会では「認定コーチ」として活動しています。今月末には「認定インストラクター」、来月末には私が一番目指していた「子どもコーチインストラクター」になれるよう学んでいます。そして来年春には「マスターコーチ」を目指して最後の学びに入る予定です。学びだけではなく、同時に、ひとりでも多くの方の人生の伴走ができるよう、可能性を探しています。最近は、コーチングを学びいろんな方とお話をする私の姿を見て、娘も何かを感じ取ってくれているようで、「ママ、たくさんの人を笑顔にしてね!」と送り出してくれます。家族の中でもきっと一番の応援者でいてくれているのです。娘とのコミュニケーションはこれからももっと向き合っていかなければなりません。それでも彼女の一番のコーチになれるようにそばに居続けたいと思います。応援してくれる娘に恥じぬよう、これからも胸を張ってコーチング道を歩んでいきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?